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マドリッドとトレド編


マドリッドとトレド編
■マドリッドとトレドの見どころ■

マドリッドとトレド市内観光
プラド美術館1プラド美術館2
ヨーロッパの三大美術館に数えられる美術館。
スペイン広場
ドンキホーテの作者セルバンテスの像がある広場。
闘牛 意外と愛嬌のある牛の最後は...
トレド街並 中世の建造物を残す世界遺産の街

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■マドリッドとトレド編のひとりごと■

7/14(土)は朝6:30に家を出発!夏休み初日出発だったので、前日は会社から帰宅後深夜までかかって準備を行い、床に就いたのが2時過ぎ。寝不足ですでに疲労の色が...(^^;
関空10:25発アムステルダム乗継で、マドリッドには夜10:00到着。マドリッドは4ツ星ホテルでぐっすり眠ることができました。
     
7/15いよいよスペイン旅行の始まりです!

ホテルで軽く食事をとった後、朝9時にホテルを出てバスに乗り込み、まずはスペイン広場へ。ドンキホーテとその作者セルバンテスの像が記念写真スポットだけど、午前中はあいにく逆光。すぐそこには王宮の一部が望めます。(行事のとき以外は公開されているので見たかったけど、今回の旅ではフリータイムがなく、朝から晩までスケジュールが組まれているのでムリなのでした)

そして最初のメインイベント「プラド美術館観光」!日曜は館内のツアーでの案内ができないとのことで、好みのルートで自由に周ることができ、他のツアー団体にも鑑賞を邪魔されることなく、とても充実した見学ができました。とはいっても、1時間半という見学時間は短すぎます(>_<)ゴヤ・ベラスケス・エルグレコ(日本では倉敷の「大原美術館」に彼の作品「受胎告知」がありますね(^^)など有名どころの絵画を目指し、ひたすら走り回ってなんとかこなせたギリギリの時間設定で、せめてあと1時間はゆっくり見たかった。(貴重なフェルメールの絵があったはずなのに、探す時間がありませんでした...)あと、スペインでは休日である日曜日、ほとんどのショップなどが閉まっていて娯楽の選択が少なく美術館も14:00で閉館してしまうからか、館内の人口密度は結構高かったようです。

あぁそれにしても、巨匠ピカソ・ダリ・ミロなどスペインのモダンアートを代表する方々の絵がプラドにないのはとっても残念(T_T)←特にミロ好きだったりする。仕方ないのでミロ風Tシャツ買って帰った...
女官たち
フェリペ4世のお気に入りベラスケスの画
左で筆をもっている紳士がベラスケス自身
車窓からの街並み
車窓からのマドリッド街並み
マドリッドでは市内観光がないため、移動の際の車窓からとレストラン周辺でその街の雰囲気を感じ取るしかありません。上写真も左写真も車窓からです。「スペイン、特にマドリッドとバルセロナはコワイ町」と聞いていたので、初日は自由行動があっても繰り出ることができなかったかも...。終わってみると「マドリッドもちょっと歩いてみたかったなぁ」などと思ったりするのですが。

午後はマドリッドよりバスで1時間ほどの街トレド観光。中世の建造物が多く残る場所で、世界遺産にも指定されているだけあって華やかさはないですが、風情のある街並みにはうっとりです。迷路のように入り組んだ路地をくねくね歩いて、目的地に向かいます。現地係員の方を見失わないように!団体から離れるとほぼ間違いなく迷子になってしまうらしいです(^^;

入場観光はトレド出身の偉大な宗教画家エルグレコの傑作と言われる作品のあるサントトメ教会と、たくさんのすばらしい礼拝堂がある大きな聖堂カテドラル。両方とも内部撮影禁止で写真紹介できないのがとても残念。特にカテドラル中央礼拝堂にある浮き彫りは壮観です。

トレドはオプショナルの場合も多いですが、やっぱしマドリッドに来たらトレドにも行っとくべきね!フリータイムであれば、マドリッドでモダンアート系美術館めぐりというのも魅力的でしたが...。
車掌からの王宮
車掌からの王宮

トレドからマドリッドに戻ってからは、情熱の国スペインを代表する文化の1つ、闘牛観戦です。

のんびりラテン系のスペイン人でもこの闘牛だけは指定時間ちょうどに始める!という由緒正しい(?)人気娯楽。約2時間で3試合で1セットです。

意外とかわいい顔をした牛は入場するやいなや、赤いマント(カポーテ)に向かって突進!
闘牛というとこの牛をカポーテであしらうイメージが強いですが、実際はチームを組んだ闘牛士たちが入れ替わり立ち代り槍と銛で徐々に牛を弱らせ、最後流血の牛に剣でとどめを刺すという初心者にはどうも酷に見えるもの。観戦後、添乗員さんの「もう一回闘牛を見たい人〜?」という質問に参加者全員”し〜ん”。添乗員さんいわく、闘牛は「10回ほど通ってようやく面白さがわかってくるもの」だそうです。

この競技、相変わらずの人気ぶりですが、地域によってはその残酷さに反対運動も起きているとか。闘牛士のあざやかな演技を闘技として割り切ってみると舞踊のような芸術性があっていいのですが、牛のことを思うと気の毒に思ってしまいなかなか「おもしろい」の域には到達できません...


朝から晩まで遊びまわったマドリッド&トレドはこれでおしまい。
翌日からは長距離バス旅行のはじまりです。
夜の食事をとったお肉屋さん
夜の食事をとったお肉屋さん。
闘牛のあと牛肉でなくてよかった...
(狂牛病の影響がまだ残っているので
今回の旅行はビーフ料理なしでした)

プロローグプラド美術館1プラド美術館2スペイン広場闘牛トレド街並

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