ボロブドゥール回廊を歩く(その１)[ジャワ島の遺跡ボロブドゥールとプランバナン編]

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ボロブドゥール回廊を歩く（その1）

ボロブドゥールには、基壇上に第1～第4の回廊があります。その中でも復旧の状態がよく、レリーフが最も素晴らしいのは第1基壇です（実際現地ガイドが回ったのは、旧基壇と第1回廊、円壇のみでした）。今回はガイドめぐりのほかに半日ほど時間があったので、すべての回廊をひとめぐりしました。景色を見ながら、写真を撮りながらとゆっくりまわるので、さすがに足が疲れましたが...。

■第4回廊

鬼面カーラの門と大ストゥーパ。	門の足元にはマカラ(ワニ)の彫刻。

回廊の仏たちのレリーフ。ストーリーは未だ解明されていないという。
■第3回廊

3人並んだ宝生仏。	龕中の宝生仏。

修復作業中の石材が積まれていて歩けないところもありました。	毘盧遮那仏様は、額にトカゲが這っても表情を変えず...。
■第2回廊

第2回廊主壁は、善財童子の巡礼がテーマのレリーフとなっています。	レリーフのところどころが黄色く焼けたようになっているのは、クリアな写真を残すため、昔オランダの考古学者が薬品をかけたから、だそうです。

第2回廊には、第1回廊と同じ104体の仏の姿が彫られています。	月と太陽のあるレリーフ。

象に乗って進む善財童子。	欄楯(回廊外側の壁)の彫刻。

静かに座禅を組む阿弥陀仏。	ユーモラスな配水管。