[ 国立国際美術館・プーシキン美術館展〜旅するフランス風景画 ]

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国立国際美術館・プーシキン美術館展〜旅するフランス風景画
4章 パリ近郊


クロード・モネ
「草上の昼食」
プーシキン美術館展の目玉。
26歳、印象派がうまれる前の作品。
ほぼ完成品のようにも見えますが、
下描きの最終段階だとか。
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クロード・モネ
「草上の昼食」(部分)
(パリ・オルセー美術館、2005年撮影)
サロン出品を目指した最終作品。
傷みが激しく断片になっています。
下描きに比べ、陰影の表現が丁寧。
大きな写真
エドゥアール・マネ
「草上の昼食」
(オルセー美術館、2015年撮影)
モネ制作の2年ほど前サロンに出品、
裸婦が物議を醸しだしましたが、
画家への影響は大きいものでした。
最初「草上の昼食、初来日」ときいた
ときはコチラが来るかと思いました…。
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カルル・ヴァン・ロー
「狩りの休息」
(ルーヴル美術館、2016年撮影)
18世紀初頭のロココ絵画。モネは
この作品から食事などモチーフの
ヒントを得ていたようです。
(かなり大型で存在感あります)
大きな写真
印象派の時代のモネ作品も展示されています。
クロード・モネ
「白い睡蓮」(1899年)
ジヴェルニーに居を構え、絵を描くための
庭を造ったモネは、睡蓮の絵を200点以上
残しています。こちらは初期の作品。
しっかり描きこまれている印象です。
大きな写真
クロード・モネ
「睡蓮」
(オランジュリー美術館、2016年撮影)
最晩年(1920-26年)の大作の一部。
水面に浮かぶ睡蓮も、映る木や空も、
ぼんやりもやがかかったような光景と
して描かれています。
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アルフレッド・シスレーの風景画3点。
シスレーもピサロも、印象派の人でありながらなんとなく存在がうすい…
作品がさりげなさすぎるからかな、と思っています。クセがないというか。
じっくり鑑賞するよりは、窓の外をふと眺める感覚で楽しむ作品なのかなと。
カミーユ・ピサロ
「耕された土地」
パリ郊外、ポントワーズの風景。
この、ほぼ一面土色な感じ、なんか
誰かに似ていると思ったら…
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ジャン=フランソワ・ミレー
「シャイイの平野」
(ベルヴェデーレ美術館、2017年撮影)
ミレーでした(ミレーは、より暗いですが)
こちらの作品の影響を受けたとも。
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ポール・セザンヌ
「ポントワーズの道」
ピサロの上記作品と同じ村でも、
セザンヌが描くとこうなる。
全然違う風に見えますが、ピサロに
刺激を受けた作品とされています。
アンリ・マティス
「ブーローニュの森」
時代で変化するマティス作品。
美っていったい何?と思っていたら
マティス本人も習作のようなもの、
といっていたとの情報が(^^;

次は
5章 南へ〜新たな光と風景


プロローグ1.近代風景画の源流2.自然への賛美3.大都市パリの風景画4.パリ近郊5.南へ6.海を渡って


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