[ 唐津くんち三昧編 ]

海外の風景

日本の風景

イベント

季節の風景、行事、
特別展ショット

別館

カメラ仲間でもある
相棒の部屋

唐津くんち三昧編

2004年11月2日(火)〜11月3日(水)
場所 佐賀県唐津市
天気 晴れ、ちょっとだけにわか雨

スポット 概要
■11月2日
祭り前 曳山が各町で準備される様子を拝見。
宵山 闇の中をライトアップされたヤマが高速で駆け抜ける。
■11月3日
唐津神社前 巡行前は唐津神社に勢ぞろい!
曳山巡行その1 新大橋近くより巡行を見る。
曳山巡行その2 新興大橋から札の辻橋を渡るヤマ。坊主町交差点。県総合庁舎前に待機するヤマ。
曳込み ヤマが砂浜に曳き込まれる最大の見せ場(かつ最大の混雑)。
曳出し 砂浜から曳き出し各町へ戻っていく。
唐津城 唐津の観光名所、唐津城も行っておくべし。

プロローグ

キュートな鯛のヤマにひかれ、ずっと行きたかった唐津のお祭り「くんち」。今年こそ!と意気込んで、11/2〜11/3にてプランを立てることにしました。

まずは福岡空港と唐津のホテルを利用するセットプランを申し込もうと旅行代理店に問い合わせましたが、くんち期間中は唐津のホテルはすべて満室(というか、キャンセル待ちも受け付けていなかったので取り扱っていない様子でした)。ネットでホテルの空き情報を探してみると、かろうじて残っていたのは高級旅館のみ。それに正規の飛行機を考えるとはるかに予算オーバーなので、仕方なく唐津の宿はあきらめることに。

でもくんちを見にいくという決意は固かったので、ビジネス用格安プランが豊富にある博多に泊まって、2日間唐津に通うことにしました。博多から唐津は電車で1時間半ほどかかりますが、乗り換えなしで行ける電車もあって意外に便利。

ANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】
この旅行はANAスカイホリデーでいきました。
BSプラン(ビジネスプラン)なら、休前日も意外に安い(^^)

【1日目】唐津くんち宵山
伊丹空港→(飛行機)→福岡空港→(電車)→唐津→各町めぐり→<宵山開始>→船宮V字角→大手口周辺→(電車)→博多(泊)
福岡空港には12時過ぎに到着。あらかじめ調べておいた福岡空港-唐津間のお得な2枚きっぷを買おうとしましたが、地下鉄の駅で販売されていませんでした。残念...。

空港からは乗り換えなしの地下鉄とJRに乗って唐津に直行し、午後2時過ぎに到着。まずはレンタサイクルの調達です。

唐津駅前で借りられるレンタサイクルは、ネット調査によるとアルピノの無料ママチャリとJR駅で借りられる電動アシスト付き(楽ちゃり)があります。こぎやすいフォルムと移動の多さを考えて、電動アシスト付きを選択しました。

唐津市街は結構起伏があるので、軽快にこげるアシスト付きは予想以上に効果あり。準備中のヤマ(14のうち2つは見られず)のある各町をめぐるのにかかったのは、ゆっくり写真を撮ったり鯛を見たりした時間も込みで2時間ほど。それになんといっても疲れないので、祭りに体力を蓄えておけるのがヨカッタです(^ー^)

ヤマのある各町以外に、ヤマの曳込み・曳出しの舞台であるお旅所も下見。お旅所は翌日のにぎわいが想像できない、広くて静かな砂場でした。
11/2のお旅所
前日の静かなお旅所。

さて、宵山まで時間に余裕ができたので、今回の楽しみのひとつ、唐津のイカを食べることに!本当は漁港があり海の幸で有名な呼子(よぶこ)まで行って獲れたてのイカを賞味したかったのですが、運行頻度が少ないバスで往復1時間かかるのであいにく断念。でも、唐津市街にも海の幸を食べられる店はたくさんあるようで、やっぱりイカは食べておかなくっちゃね!と商店街に向かったのでした。
泳ぐイカ 透けるイカさし
前の商店街にある「十六夜」にて。
店内のいけすで元気に泳ぐイカたち。
透けたイカと対面!歯ごたえシャキシャキ
2人前で1匹でした。下足は天ぷらに。

6時ごろには夕食を食べ終わり、宵山鑑賞に狙っていたスポットへ歩き(ちなみに楽ちゃりをレンタルできるのは5時まで)、現地には6時半ごろ到着しました。巡回では8時頃最初のヤマが通るとのことですが、すでに地元の放送局ほか3,4人の観客が待機していました。

それでなんとか特等席をゲットし、勢いのある曳山たちのパレードを堪能!でも最初のうち(鯛含め)難しい条件の写真が撮れず悔しい思いをしたので、1枚でも宵山の鯛を撮るため市街の繁華街に足を運びました。ベタ混みだたので遠くからチラリと見ただけですが、町の明かりを照明がわりに夜の鯛を撮ることに成功!ラッシュが予想される宵山終了前に、電車(終電2本前の9時半くらいの電車)に乗り込み寝床のある博多へ向かいました。博多をこれなしでは素通りはできない!ということでラーメンを食べてからホテルへ。チェックインするころには、すでに12時前(博多駅前すぐのホテルにしてよかった!)。それでも明日は早起きだ〜!!

【2日目】唐津くんちと唐津城
博多→(電車)→唐津→唐津神社→木綿町→新興大橋→坊主町→お旅所(曳込み)→唐津城→お旅所(曳出し)→(電車)→福岡空港

唐津神社前に並ぶヤマを見るため、この日は博多を7時前に出発(朝食つきだったけど、食べられず...)。8時過ぎに神社に到着し、9時半までのんびり見物しました。途中小雨が降ってきて"ひやっ"としましたが、巡行が始まる頃にはすっかり上がり"ほっ"。

出発の時間が近づくにつれ人出が増え続け、どうもヤマが出発するころには身動きが取れそうにない。巡行直前に神社と別れて、新大橋へ先回り。繁華な場所からちょっと離れている場所なので、1番から14番まで曳山をしっかり見ることができました(^^)

その後、新興大橋から札の辻橋を練り歩くヤマたちの横顔を鑑賞。14台のヤマをすべてみると1時間くらいかかるので、この時点で結構いい時間になりました。 曳込みの行われるお旅所は、すでに多くの観客たちで大混雑!それでも何とか曳子たちの熱気あふれる様子が見える場所を、押さえることができました。

もっと見たかった曳込みだけど、6番曳山の鳳凰丸まででいったん昼食タイム。イカ専門店を訪れましたが、お祭りだからか、いつも繁盛しているのか、かなり待たなければいけないとか。

そこで、40分ほどの待ち時間を利用して、唐津城に行きました。食事処からお城までは自転車で5分ほど。天守閣のある高台には、斜行エレベータに乗ってラクラク到着。天守閣は最近再建されたものですが、登ると松原や市街の風景が楽しめます。そして唐津城から戻る頃には席が用意され、めでたくこの旅行2度目のイカを食したのでした。
透けるイカさし第2弾
2日目の昼食も新鮮なイカ。
お旅所と唐津城の中間あたりに
ある「海舟」にて。
お旅所に戻ってみると、すでに14台の曳山がズラリと並んで曳出しの時を待っていました。並んでいるのを撮るだけのつもりでしたが、次何するかと考えた末、最後はやっぱりくんちを見ることに。

曳出しを、最初から最後までしっかり(カメラにも目にも)焼付けたところで、唐津の町とお別れの時間がやってきました。

帰りは午後5時過ぎの福岡ライナーにて、乗り換えなしで福岡空港へ直行。夜9時前には伊丹に到着し、くんち三昧の2日間に幕を閉じたのでした。
お旅所の曳山
お旅所で待機するヤマと曳き子たち

まずは祭り前の各町の様子

ぷろろーぐ祭り前宵山唐津神社前曳山巡行(その1)曳山巡行(その2)曳込み曳出し唐津城

▲ページのトップへ戻る