[ MOA美術館と駿河湾越しの富士山を望む ]

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MOA美術館(その1 琳派)

MOA美術館には、日本・中国の美術品、工芸品を中心に国宝3点、重文66点を含む約3500点が所蔵されています。2017年リニューアル記念名品展では、すべての国宝と多くの重文が展示され、とても見ごたえのある企画展となっていました。
国宝・尾形光琳「紅白梅図屏風」。
右手に若紅梅、左手に老白梅。川を中央に、屏風で分断する大胆な構図。
川が黒いのは、夜を表しているとも。
例年、梅の季節に合わせて約1か月公開されています。
大きな写真
1番人気の作品だけあって、昼過ぎは
この混雑です。「離れて全体を見たい
のにな〜」 というひとも。確かに。
たまにその瞬間があるのですが、
間近で見たいというひともいて、
状況は押したり引いたりです。
15:30過ぎたあたりには落ち着いてきて
全体を見れるようになってきました。
そして16:30閉館の5分前。
名画としっかり向かい合える、
ぜいたくな時間が持てました!
 伝 俵屋宗達「軍鶏図」
墨の濃淡で質感、立体感を表す水墨画。
単純化した頭と緻密に描いた足の
線描写が、対照的で面白いです。
大きな写真
尾形光琳「紫式部図」
月を絵の上部でなく最下部の湖に
落としているところが風流。
琳派は平安時代の技法を取り入れつつ
個性ある作風を作り上げました。
大きな写真
重文・伝 本阿弥光悦「硯箱」
伝とありますが、ふっくらとした
フォルムはまさにといった印象。
大きな写真
トーハクにある光悦の硯箱
尾形乾山「銹絵染付梅花散文蓋物」
光琳の弟の作品。センスがポップ。
梅の花びらや花芯を描かず、
シルエット風に単純化。
大きな写真
絵は俵屋宗達、書は本阿弥光悦。
琳派展で超ロングな巻物をみて感動しましたが、またコラボ作品に出会えるとは!
(鶴図下絵和歌巻は、京都国立博物館のサイトに掲載されているコレ!)
こちらもシンプルな表現で生き生きとした姿を表す。写真にも残せてうれしいです♪
左の大きな写真

次は、 MOA美術館(その2 琳派以外の書画)

ぷろろーぐMOA美術館(その1 琳派)(その2 琳派以外の書画)(その3 工芸・仏教美術)(その4 その他のみどころ)千本松原三保松原沼津港深海水族館

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