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源氏物語ミュージアム
宇治上神社を出たところに「源氏物語ミュージアム」なる場所に誘導する看板が...。「さわらびの道」をのんびり歩いて10分くらいでしょうか。この訪問が、宇治散策の最後を飾ることとなりました。
源氏物語ミュージアム →
このミュージアムは1998年10月にオープンしたできたてほやほやの施設です。
なぜ宇治に源氏物語の施設が?源氏物語は紫式部が書いた「プレイボーイ光源氏」のお話で有名ですが、実はこれは物語前半部分に過ぎません。 全部で54帖からなるこの物語の45帖から54帖までは、ヒロイン浮舟を中心に宇治を舞台とした物語となっており「宇治十帖」といわれています。
浮舟の物語は館内の映像展示室の人形による映画で見ることができます。 この映画の出来はいいので、訪れたらぜひご覧になってください。 声優の名前に「葉月れおな(漢字がわからん)」や「岩下志麻」が出ていたのは、ちょっと驚きました。
↑ 六条院の模型
光源氏が建てた寝殿造りの建物「六条院」の模型。
約252メートル四方の敷地に、四季にちなんだ4つの御殿と庭を造り、女君たち(紫の上、女三の宮、玉鬘、明石の君などなど...)を住まわせました。
↑ 常設展示室全景
「常設展示室」のほか、期間限定の展示をおこなっている「企画展示室」もあります。
また「源氏物語に親しむコーナー」ではコンピュータでクイズや占いが楽しめます。
宇治十帖モニュメント →
ちょっと遡りますが、平等院正門から橘橋−朝霧橋と2つの橋を渡ったところに、このモニュメントがありました。(バックの赤い橋は朝霧橋です)
この像は、宇治十帖のヒロイン浮舟と匂宮が小舟で愛を語っているところをモチーフにしたものです。
浮舟は薫・匂宮の2人の男性との恋に悩み、この宇治川に身を投げます。(式部らしいシチュエーション...)
結局は僧侶に助けられ、出家するという結末を迎えます。
【DATA】
所在地:
京都府宇治市
JR宇治駅 徒歩15分
京阪宇治駅 徒歩10分
開館時間:
AM9:00-PM5:00(入館は4:30まで)
休館日:
月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
観覧料:
大人500円 小人(小・中学生)250円
お問い合わせ:
TEL:0774-28-0200(源氏物語ミュージアム)
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