てんこもりの写真で旅気分♪ |
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今年のゴールデンウィークはせっかく並びのいいお休みなので、長期でしか行けない場所にしよう!ということで見つけたのは、ゴールデンウィークにしっかりはまっていて、日程的には申し分のない10日間のメキシコツアー。 帰ってきてから1日お休みがあるというおまけつきで、時差もしっかりとることができます。 メキシコは以前から注目していた場所ですが、なにせ選択肢が少ない!決定打がなく延び延びになっていた中、燦然と輝いていたのが今回選んだ「遺跡づくし」のコース。メキシコ旅行ではほぼ入ってくるカンクンをばっさりカットし、効率的に遺跡をめぐる点にすっかり釘付け。(カリブ海リゾートも憧れるけど、遺跡が最優先ですから...) 遠い地への一期一会の旅、いつにも増して気合が入っているので準備も万端!「旅行中の希望があればいってください」という素晴らしい旅行会社の姿勢に感動しつつ観光ポイントの要望をピックアップして出したし、「メキシコではドルを用意しておくべし。」というガイドブックの知恵を借りて両替は済ませたし。(実際、オアハカでは「日本円は仕方がないから買ってあげる」といわんばかりにレートが悪かった。メキシコシティでは円でも損をしない程度でしたが。) 出発日はゴールデンウィークの初日。成田発の飛行機なので伊丹→羽田の移動が必要でしたが、朝はいつもどおり起床のゆったり出発。出発前日、羽田空港では一般人が車で暴走するというハプニングがありましたが、羽田には順調に到着できました。 今から思うと、このあとの羽田から成田は、メキシコシティより遠かった...。なんといってもゴールデンウィーク初日。羽田から成田に向かう空港バスは満席続きで、時刻表には1時間待ちの表示が。国際線の飛行機出発時刻までは、残り約2時間半。「どう計算しても国際線に間に合わない〜!!!」。バスチケットのカウンターで飛行機の時間を告げ何とかならないかと訴えたところ「電車しかないですね」。使い慣れない路線にとまどいながら京急線で品川まで行き、そこでとりあえず旅行会社にTEL。品川からは成田エクスプレスに乗り、成田空港に着いたのは離陸40分前。待機してくれていた添乗員さんと駆け足でチェックイン、混雑の中優先を受けての出国手続きをおこない、ゲートにゴールしたと同時に搭乗開始のアナウンス。あぁ、間に合った...。飛行機の中では、いつもは当たり前と思っていた搭乗の幸せをかみしめていました。 搭乗した飛行機はバンクーバー経由メキシコシティ行きのJAL。日本からの観光客のほとんどは、経由地のバンクーバーで降りていました(^^;)メキシコってまたまだマイナーなのね...。バンクーバーでは狭いトランジットルームで、機材調整もあって2時間待機。(ミネラルウォーターは用意してくれていましたが、ショップもカフェもないヒマな場所です) メキシコ到着当日は睡眠をたっぷりとれたので、フル充電。翌日のテオティワカンでは、太陽のピラミッド&月のピラミッドをセットで登頂できました。その後も全体的に時間に余裕のある行程だったので、遺跡つづきでも疲労が少なかったのですが、体調はというと2日目くらいからノドが痛くなってきました。どうやら乾燥した空気と昼夜の気温差にやられたようです。(あと、メキシコシティの大気汚染も関係あり?!)旅の途中おいしいオレンジの生ジュースが飲めなかったのが、何より悔しい...。 出発前ネットで世界の天気を調べたところ、滞在地の予報はどこも曇りか雨で「台風かも?」の記述まであって不安でしたが、オアハカとメリダでは快晴、他の場所でもにわか雨くらいで天気による障害はほとんどありませんでした(^^)(※あえていうなら、ビジャエルモッサのラベンダ屋外博物館で、雨の筋が入った石像たちがちょっとコワイ形相になってしまった程度です...) ところで、現地のガイドさんによると、メキシコは世界で8番目の観光大国らしいです。現存する遺跡はなんと2万!そのうち観光可能な遺跡は約100、世界遺産は23あるということからも納得。ほとんどは近場であるアメリカ合衆国からの観光客だそうです。日本からの渡航者は(旅行・ビジネス含め)年5万人ということで、やっぱり少ない...(ちなみに日本から人気のイタリアへの渡航者は年45万人)。イタリアもそうですが、メキシコも(植民地時代より前は)都市国家スタイルで文明を築いてきた国なので、訪れる遺跡それぞれに個性があります。でもイタリアと違うのは、当時は華やかであっただろう色彩はほとんど残っていないし、崩れているところも多くて、見た目がかなり地味というところです。でも、自然の中にひっそりと建ち当時の世界観を伝える遺跡を目の前にすると、「遺跡フリーク」でなくてもその都度に感動し、気がついたらすっかり引き込まれてしまうものなのです(^^)
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