[ ルートヴィヒ美術館・ケルン編 ]

海外の風景

日本の風景

イベント

季節の風景、行事、
特別展ショット

別館

カメラ仲間でもある
相棒の部屋

ルードヴィヒ美術館

ルートヴィヒ美術館は、ヴィルラフ=リヒャルツ美術館の収蔵品のうち、20世紀美術コレクションを展示しています。

20世紀美術の収集は、ナチスの時代に退廃芸術とされた作品を買戻し、寄付したハウプリヒの寄付から始まりました。1976年にルートヴィヒ夫妻が多くのコレクション寄付したのをきっかけに、独立した美術館が建設されました。

2022年から2023年にかけてルートヴィヒ美術館のコレクションが来日し、東京と京都で「ルートヴィヒ美術館展〜20世紀美術の軌跡、市民が創った珠玉のコレクション」を開催。京都展を訪れ、そちらで展示されていた作品もちらほらありました!行かれた方は、思い出しながら見ていただけるとうれしいです♪
■ドイツ・モダニズム
19世紀から20世紀にかけて新時代の芸術表現、
ブリュッケの作品が並ぶ展示風景。
オスカー・ココシュカ
「異教徒」
詩人ヴァルター・ハーゼンクレーバーと
女優ケーテ・リヒターがモデル。
オスカー・ココシュカ
「ドレスデン、ノイシュタットIII」
ココシュカはウィーンの印象強いですが、
ドイツにも10年以上住んでいたとか。
アレクセイ・ヤン・ヤウレンスキー
「女性の肖像」
フランツ・マルク
「イノシシ」
ヴァシリー・カンディンスキー
「鋭くおだやかなバラ色」
パウル・クレー
「陶酔の道化師」
ミュンヘンのグループ「青騎士」画家のコーナー
エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー
「鉄道高架橋」
エーリヒ・ヘッケル
「モリスバーグ近郊のペザント邸」
ハインリッヒ・ホーレ
「カーニバル」
ホーレはケルン前衛派の画家。
(同派ザイヴェルトとは親友だった)
フランツ・ヴィルヘルム・ザイヴェルト
「I.A.M 国際労働者援助」
ザイヴェルト作品はナチスに退廃芸術とされ
国内の12点が破壊。現在ほぼ個人蔵。
パウル・アドルフ・ゼーハウス
「山岳の町」
オットー・ディクス
「ハンス・コッホ博士の肖像」
展示風景
■ロシア・アバンギャルド
カジミール・マレーヴィチ
「スプレムス コンポジション」

ロシア・アバンギャルドの展示風景。
アレキサンドル・ロトチェンコの作品群。
抽象絵画でイメージするのは、
ピエト・モンドリアン。
オランダとニューヨークで活動、
源流はロシアではありません。
ハンガリーの芸術家、
モホイ=ナジ・ラースロー
「白地」
いずれも1920年頃の作品です。
■ピカソ
ルートヴィヒ美術館は、ピカソのコレクションが充実。
手前のベビーカーを引く女性の像もピカソの作品です。
パブロ・ピカソ
「三銃士とキューピッド」

パブロ・ピカソ
「読む女」
パブロ・ピカソ
「草上の食卓」
マネのあの名作がキュビズムを
適用するとこうなるんですね。
パブロ・ピカソ
「眠る女」
横たわる裸婦はティツィアーノや
ゴヤ、マネなど多くの巨匠が
描いています。
絵画だけでなく、陶器などの立体作品もたくさんあります。
パブロ・ピカソ
「ドラ・マール」
泣く女のモデルとして有名な
あの方と同一人物。

パブロ・ピカソ
「女の胸像」
キュビズムを平面から
立体に再構築。
■ピカソの周辺
マルク・シャガール
「妹の肖像」
シャガールっぽさ控えめ?な
落ち着いた色彩

マルク・シャガール
「サバト」
サバトは魔女/悪魔崇拝の集会。
明るい色使いなので意外でした…
アメデオ・モリディアーニ
「アルジェリアの女」
アンリ・マティス
「座る女」
ジョルジュ・ブラック
「グラス・ヴァイオリン・楽譜」
ジョルジュ・ブラック
「水差し・レモン・果物鉢」
モイズ・キスリング
「レニー・キスリングの肖像」
フェルナン・レジェ
「ピクニック」
■シュルレアリスムから抽象へ(1940年代から1950年代)
マックス・エルンスト
「ラオン」
ルネ・マグリット
「巨大娘(The Giantess)」
サルバドール・ダリ
「ペルピニャン駅」
アルベルト・ジャコメッティ
「三人のひとと一つの頭」
ジョアン・ミロ
「愛」
ジャクソン・ポロック
「Unformed Figure」
■ポップアート(1950年代から1960年代)
アンディ・ウォーホル
「ホワイト・ブリロ・ボックス」
左手にはキャンベル・ボックス。
壁面にはウォーホルのエルヴィスや
ロイ・リヒテンシュタインの作品が
並びます。
エドワード・キーンホルツ
「ポータブル戦争記念館 1968」
ヴォルフ・フォステルのデコラージュ「コカ・コーラ」がある部屋
■1970年代以降
ドイツのアーティスト、マルクス・オーレンが80年代に制作した巨大な作品。
その前に、長い椅子を持ってくるセンスもなかなかです。

海外の旅ねたトップに戻る

▲ページのトップへ戻る