[ 東大寺大仏殿・万灯供養会 ]

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東大寺大仏殿・万灯供養会(まんとうくようえ)

(2014.8.15)
お盆の時期、奈良公園一帯ではさまざまな夜間の行事がおこなわれます。その中でも、毎年8/15夜大仏正面の扉が開かれる東大寺の万灯供養会は、写真や映像で目にすることが多い夏の風物詩。いずれは見に行きたいと思っていた行事の一つでした。

例年お盆は長期旅行でなかなか日本の行事に参加することができないのですが、今年は帰国していたのでいい機会と足を運ぶことに。暑さが落ち着く夜(といっても蒸し暑さは残っていましたが…)に出発し、21時ごろ大仏殿に到着。閉門までの1時間、いつもとは違った夜間の大仏殿をじっくり堪能しました。(⇒行事の詳細は東大寺公式ホームページでチェック)
約2500基の灯籠が大仏様に供えられています。
(1基の灯籠に4つのろうそくがあり計1万だそうです)
大仏殿正面の参道に並ぶ灯籠。
大仏様は中央から少しずれた
位置に鎮座しています。
観相窓の向こうに大仏様のお顔。
大きな写真
国宝の八角灯籠にも光が灯っています。 御先祖様の供養のほか
家内安全、商売繁盛…さまざまな
願いが込められています。
大仏殿から中門方向をみる。
(いつもは閉まっている中門ですが
この日は開いていて、灯籠を奉納
した人はここから拝観します)
続々と大仏殿をおまいりするひとたち。
堂内からお経を読む声が聞こえます。

昼とは違った廬舎那仏のお姿。
お身ぬぐい直後で輝きも増し、
より神々しく感じます。
大きな写真
巨大な蓮の台座。
廬舎那仏の左手には虚空蔵菩薩(重文)。
右手には如意輪観音(重文)。
廣目天。 多聞天。
22時には灯籠をうちわでパタパタと
あおいで一斉に灯を消していきます。
帰り道の回廊。
拝観後中門から大仏殿をみてみると、
ちょっとだけお顔がのぞいていました。
扉が閉められたあとの中門。
閉門から20分でこの静けさ。
中門を守る持国天。 向かいの毘沙門天。

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