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コルドバ編
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7月16日朝マドリッドを発ち、コルドバへ。 |
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マドリッドから岩の切り立った険しい山地を越え南下します |
道中よく見かける黒い牛はビールの看板だとか(^^) |
最初は感動して車窓から眺めていた一面のオリーブやぶどう畑にも慣れ、バスで居眠り。ふと目を覚まし窓の外をみると、河の向こうに小さな町が!いよいよコルドバ観光の始まりです!!
イベリア半島に残されたイスラム建築のうち、アルハンブラ宮殿と並びよく知られるメスキータ。
コルドバではこのメスキータと、世界遺産にも指定されている「花の小径」に訪れます。
実のところ楽しみだったとはいえ、そこまで強く期待していなかったメスキータ。
「バニラとチョコのアイスクリームみたいで、おいしそう」などとつまらないイメージを描いたりしていたのですが(^^;)写真を見る限りでは、細かく精巧なつくりでも、どう造ったんだろうと想像にかたいものでも、その大きさに圧倒されるものでもないように思っていたので。ところが実際、円柱の森に囲まれるとその写真では伝わりきらない魅力に、すっかりとりこになってしまいました。荘厳とも優美とも違う幻想的な不思議な感覚。
メスキータはキリスト建築とイスラム建築が1箇所で楽しめ、「1粒で2度おいしい」寺院です。円柱の森を抜けると、そこにはキリスト教の大聖堂が。イスラムに負けじとしてか、天井の高いドームをはじめ、大理石や金を施した豪華な装飾などは円柱の森と比べても見劣りしません。なのに、わたしたち来訪者を魅了するのは、なぜかあの「赤いレンガと白しっくいの世界」。かつて教会の建設を許可した国王が「どこにでもある教会のために、世界に1つしかないこの建物を壊してしまった」と嘆いたのも納得です。
花の小径はメスキータから徒歩数分の程近い場所にあります。
この時期はすでに暑く満開の花たちをみることができませんでしたが、ユダヤ人の街は素焼きの鉢に咲く花が白い外壁に飾り立てられとてもからいらしいのです。
昼食はメスキータを模したアーチのあるレストランで。大皿に盛った料理をウェイターが目の前で各皿に取り分けてくれるのですが、そのときのこと。傾けた大皿から炒め物の汁がだんなさんの上着とズボンを直撃。訴えると大きなスプレー缶を汚れたところに向かって「シュー」。真っ白な粉が服につき、それを見たスタッフは「No
Problem」とその場を立ち去りました。「なに?コレどうするの?」。どうやら「後にシミを残さないための薬品」のようで、水洗いだけでは取れなかった粉の白さも、家に帰って洗濯するときれいにとれ油汚れもシミになっていませんでした。「こんなアイテム常備してるところをみると、ココではよくあることなのかもね〜」なんていっていたのですが、旅行中たびたび同じ被害を受けているひとたちがいたようです。スペイン旅行は、汚れても悔しくない服で行きましょう(^^;)
コルドバではゆっくり街も歩いてみたかったのですが、ハードスケジュールのこのコースにその余裕はなく、急いで次の街セビーリャに向かったのでした。
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プロローグ→メスキータ(外観)→メスキータ(内部その1)→メスキータ(内部その2)→花の小径
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