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グラナダ編
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あぁやっと、アルハンブラ宮殿の時がやってまいりました。
今回の旅行で一番の楽しみな場所だったので、バスの中でも気分が高揚して居眠りできませんでした(^^;)
イスラム教徒はレコンキスタで支配する場所がどんどん狭くなっていったのですが、その最期の砦となるのがグラナダ王国。その勢力をみせるために、どんな宮殿が建てられたのか...ワクワク。陥落を迎えた哀愁は漂うのか?!
コルドバでのメスキータに続いて、その地に自分を置くことの感動をココでも覚えることができるのです。
ミハスからアルハンブラへはバスで2時間ほど。ナスル朝宮殿(メスアール宮・コマレス宮・ライオン宮)は混雑緩和のためか入場の時間が指定がされており、指定時間30分の間でないと入れません。地中海沿いの道路で工事渋滞に遭った時は、添乗員さんもヒヤヒヤ。グラナダの町に入ってから山の上のアルハンブラの一部を発見してからも、数十分。なんとかセーフ!
駐車場から強い日差しの中、入り口へは敷地内に入ってから5分ほど歩かなくてはなりません。その途中、一番最初に出会った建物は意外なことに西洋建築の教会。もともとモスクのあった場所に建てられたそうです。
入り口は馬蹄形の門で、徐々にイスラム建築を感じてきました。
アルハンブラ宮殿にはいってみると、その装飾は他のヨーロッパ諸国では見かけなかったはじめて目にするスタイル。これはもう、どっぷりイスラム建築です。アラベスク模様のしっくいや白大理石、木組みの天井、タイル細工を組み合わせた広間と水の豊かな中庭のオンパレード。
建造物を堪能したあとは、緑と水のあふれる庭園。建物の中では見事な細工に目移りしてゆっくり楽しむ余裕がありませんでしたが、かわって庭園はのんびり散策。特に高台に到着してから見える宮殿と裾野に広がるグラナダの町は格別。
3時間って結構たっぷり取ってくれていると思っていましたが、宮殿の中には今回見ることのできなかったお部屋もあり、全然足りません。ガイドブックによれば「最低半日は欲しい」の書いていたのも納得。スペインへツアーで行く場合は、アルハンブラ(とバルセロナでも(^^)でたっぷり時間を取ってくれることも重要な要素ですね。
とにかくこの日はロンダ・ミハス。アルハンブラとよく歩きました...
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