バールベックは、標高1200mのベカー高原に200年かけて築かれた、ローマ帝国最大の聖域です。(バールベックの名の由来=豊穣の神バール+ベカー)ローマと地元の神々を祀る巨大な神殿群への巡礼者は絶えませんでしたが、その後のミラノ勅令による異教建築の破壊、イスラム教徒による破壊、度重なる地震などで廃墟と化しました。1984年世界遺産に登録。 |
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遺跡への入口。
(イスラム時代の要塞?) |
プロピュライア。当時54mあったという
階段は、その一部が復元されています。
石はエジプトから運ばれてきたもの。 |
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六角形の前庭。六角形はフェニキア独自の様式。 |
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大階段の上から眺める大庭園パノラマ。
正面には生贄の行事が行われていたという祭壇が見えます。 |
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小祭壇の上は絶好のビュースポット。
手すりのない狭い階段を上がります。
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小祭壇のうしろには大祭壇。
(大階段から眺める) |
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北側の建造物。(小祭壇の上から) |
南側は北に比べて崩れ方が著しく
建物らしい形は残っていません。 |
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1世紀に建てられた大祭壇は基壇のみで
ほとんど原型を残していません。 |
生贄を清めたという水場。 |
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レバノン山脈をバックに、
大階段とジュピター神殿を見る。
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バッカス神殿(左)とジュピター神殿(右)。 |
【DATA】
所在地 |
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レバノン東部(ベイルートから東へ約70km) |
入場時間 |
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8:30〜日没まで |
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