[ サントリーニ・ミコノス・アテネの旅編 ]

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サントリーニ島編

■サントリーニ島の見どころ■
フィラ(中心街からの風景) サントリーニで最も繁華な中心街。
フィラ(高台からの風景)
フィラ(街角の風景)
イア(街並み全景) サントリーニらしい絶景に出会える小さな町。
イア(街角の風景)
ネア・カメニ(火山島クルーズ) いまだ活動中の火山島。
先史博物館 アクロティリ遺跡の出土品を展示している新しい博物館。
考古学博物館 古代ティラの出土品を展示している博物館。

ぷろろーぐ
■サントリーニ島編のひとりごと■

<到着当日>
[行程]
空港→フィラ(昼食)→フィラ(散策)→イア(散策)→ホテル(フィラ)

アテネで1泊して昼頃出発しましたが、この日は朝から雨。当分晴れそうにない厚い雲に覆われた空を見上げながら、白い街並みがウリの島で雨になってしまったらと思うと、かなり憂鬱。飛行機から見えると期待してたエーゲ海に浮かぶ島々も雨雲に邪魔されて見ることができず、さらに気分はブルーを越えて(?)グレーに。雲を抜けると三日月型の島、サントリーニが目の前に現れ、遠く断崖に貼り付くように拡がる街も見えてきました。

着陸後は小雨の降る中、サントリーニの中心街フィラに移動し、まずはオープンカフェスタイルのレストランで腹ごしらえ。食事が終わる頃、太陽の光が差し始め、青く光る海面と白く映える家々に、グループ全員大歓声を上げました。食事後ホテル(アレッサーナ)にチェックイン後は、イアに向かうまでの1時間ほどはささやかなフリータイム。「天気のいい今のうちに!」とフィラの街全体が見える高台に一目散です。

スタートはヒヤヒヤだった今回の旅も、振り返ってみると、結局雨が降ったのはこの時だけ。エーゲ海の美しい姿を堪能できて、本当にラッキーでした。

ギリシアで最もサンセットが美しいといわれるイアに着いたのは、日が傾きかけた夕方5:30頃。空は染まりかけていましたが、ビミョーに夕暮れに届かない時刻に時間切れ。エーゲ海に沈む夕日を見ながらのはずだった食事も、あいにく海岸線に雲がかかっていて拝むことができず残念。2連泊だと、夕日の絶景に出会えるチャンスも2回になるからいいですね!
サントリーニはイヌ・ネコの楽園。
心地いい陽気にあちこちでお昼寝。
(ちなみに後ろはマネキンです)


<2日目>

[行程]
ホテル→フィラ(ちょっと散策)→火山島クルーズ(ネア・カメニ)→イア→フィラ→ホテル

朝少しフィラの街を散策。午前中はフィラの街からも見える黒い島、火山島(ネア・カメニ)へのクルーズです。クルーズといっても、実際に島に上陸して、島の真ん中辺りにあるカルデラまで歩くので、ちょっとしたピクニック気分も味わえます(^^)もっとも黒い石がゴツゴツした風景が広がっていて、緑はほとんどありませんが...。

午後からのフリータイムは、日が高い時間のイアを見たいという希望があったので、イアを再訪することにしました。タクシーでイアに到着したのは3時ごろ。街を歩いていて、前日とは比べ物にならないくらい観光客が少ないのにビックリ!で、前日と同じ場所に立って街を一望したところ、まさしくイメージしていた青い屋根と海、白い壁がひしめくイアの街を見ることができました。たっぷり写真を撮った後、時間に余裕があったので遠くに見えていた風車まで歩いていきました。日没後のイアは混雑してタクシーがなかなかつかまらない...というウワサがあったので、残念ですが日が暮れる前にイアの街と別れ、フィラに戻りました。(このとき、観光客は続々と押し寄せてきていました。)

フィラでお買い物をしているうちに夕暮れの時間が近づいてきたので、前日息を切らしてのぼった高台に向かいます。フィラの夕日はバッチリ見えました!ティラシア島に沈む夕日をボーッと眺めては、たまにシャッターを切る、そんな時間もあっという間に過ぎ、夜に突入です。

昼は温暖で過ごしやすい気候なので薄着をしていたら、夜になって太陽の温かさがなくなると、空気は冷たくなって手がかじかむくらい寒くなりました。そこで、なんか食べてあったまろう!と、坂を下りる途中にあった眺めのよいレストランに入ることに。ストーブ近くの席で温かいスープを食べて「ホッ」としたのもつかの間、フィラの街とレストランの間はガラス窓がないオープンテラスで、やっぱり寒かった〜。思い出作りもかねて、フンパツしたロブスターのパスタは、ロブスターがゆで過ぎで身がカタくてちょっとガッカリ。スープとパンはおいしかったんだけどね〜。
夕食はフィラの夜景が見える
レストランで。(特等席は寒い
ため、ガラガラでした(^^;)

<3日目>
[行程]
ホテル→フィラ市内観光→ミコノスへ

残り少なくなったサントリーニ観光の最後、フィラの市内観光は先史博物館と考古学博物館、2つの博物館めぐり。宿泊ホテル近くに最近できた先史博物館は、アクロティリから発掘された壁画や器などが数多き展示されていて、かなり充実していました。(時間が許せばアクロティリ遺跡にも行きたかったのですが、2006年4月現在閉鎖しているようなので、泣く泣くあきらめることに。)考古学博物館は日光をそのまま室内に取り入れているこじんまりとした建物で、ガラスケースの中はコレクションを展示して見せているというより、管理棚に並べている資料を見せている、という感じ。2つの博物館、どちらか行くなら先史博物館の方がイチオシです。

博物館を見た後は、おのおのでホテルに戻り最後の身支度です。歩きなれたフィラの街、ショップのある通りを帰路に選び、地元の「サントリーニブック」を探します。軒を連ねる土産屋には同じ本しかなく、それに決めようかなぁと思っていると、路地裏におじいさんが営む小さな本屋を発見。定番の本(土産屋より1ユーロほど安かった)とおじいさんお勧めの本を買って、サントリーニの旅は幕を閉じました。

断崖上の街フィラからバスでいっきに港まで下り、いよいよ船でミコノスへ向かいます。
ミコノスへ向かう高速艇。
ニューポートから出港。
まずはフィラ(中心街からの風景)

ぷろろーぐフィラ(その1)→フィラ(その2)→フィラ(その3)→イア(その1)→イア(その2)→ネア・カメニ先史博物館考古学博物館

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