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最近にわかに注目を浴びているイエメン。3年前、はじめて雑誌の表紙でサナアの町並みに出会い、相棒がその写真に一目ぼれ。気がつくと、こちらまで世界遺産の記事や番組・ツアーを見るにつけ、サナアやシバームを意識的にチェックするようになっていました。
とはいえ、イエメンに関する知識はほとんどなく、行くことが決まって「イエメンってどんなところ?」ときかれても、「昔からのアラビアらしい町並みが残っているところ。あとは、モカコーヒーが有名かなあ...。」というなんとも情けない説明しかできない始末。
サナアやシバーム、ジブラなどは、昔からの風景をそのまま残しつつ、今も人々の息遣いあり、生活ありで、これはもう「生きた化石」ならぬ「生きた遺跡」。町の中を歩いていると、時空を越えた場所に来たのかと錯覚してしまいます。
イエメンでは、連日「な〜んかいいねぇ」ということばを連発してしまいます。見所の多くが漠然と「町並み」で、ゆったりと町の中を散策するスタイルが多かったからかもしれません。撮り忘れ、撮り漏れに用心するあまりの緊張感もなく、与えられたコースのままをなぞって、時々シャッターを切る。毎度ポイントとなる建物や、よく知られるアングルをオリエンテーリング式にめぐる自分的には、ちょっと新鮮でした。
イエメン人の人柄も、慣れるとなかなか心地よいものでした。イエメンはアラビア半島では唯一ほとんど石油が取れない貧しい国といわれていますが、毎日生きていくことに全然ガツガツしていないし、みんな何か幸せそう。
よそ者を受け入れてくれる人懐っこさに欲がないのも、肌で感じ取ることができます。(あちこちで声をかけられるので、最初は落ち着きませんでしたが...)町を歩いていても、男性・こどもたちは近所の人に会った時のように「アロー(ハローがこう聞こえる)」とあいさつしてきたり、手を振ってきたり...。
スリや引ったくりの心配がほとんどない治安のよさもあって、なんともゆる〜い警戒心で心を解放できた旅行でした。
- ■コース■
幸福のアラビア イエメン 10日間
- 出発日2007年8月10日(金)夜、帰着日2007年8月19日(日)夜。
- ■行程■
- 8/10(1日目)
- 【大阪】23:55関空発(初日はたった5分!)
- 8/11(2日目)
- 【ドーハ・サナア】早朝ドーハ着、10:20サナア着。12:00ホテル着。ロックパレス観光。
- 8/12(3日目)
- 【サナア】終日マナーハ・ハジャラ観光。
- 8/13(4日目)
- 【サユーン】8:00サユーン着。午前タリム・サユーン観光。午後ワディ・ハドラマウト、シバーム観光。
- 8/14(5日目)
- 【アデン・タイズ】9:30アデン着。午前アデン観光。午後バスにて移動。18:30タイズ着。
- 8/15(6日目)
- 【タイズ】モカ観光。夕方タイズ市内観光。
- 8/16(7日目)
- 【タイズ・サナア】タイズからサナアへ移動途中、ジブラ・イッブ観光。
- 8/17(8日目)
- 【サナア】シバーム・コーカバン、トゥーラ観光。
- 8/18(9日目)
- 【サナア】午前サナア旧市街観光。18:55サナア発、ドーハ・香港乗継。
- 8/19(10日目)
- 【大阪】関空21:00着。
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