|
[ パリと郊外の世界遺産をめぐる旅 ] |
季節の風景、行事、
特別展ショット
カメラ仲間でもある
相棒の部屋
|
モンサンミッシェル1泊2日の旅編
■モンサンミッシェル1泊2日の旅の見どころ■
|
ぷろろーぐ |
■モンサンミッシェル1泊2日の旅編のひとりごと■
モンサンミッシェルツアーの集合時間は早朝7時です。この日もホテルの朝食は取れず、集合広場近くのカフェでクロワッサンを買って朝食としました。早くから開いていて助かった〜!
エミトラベルのモンサンミッシェル1泊の旅には、小さな村の観光がもれなくついてきます。出発曜日によって観光する村は異なり、わたしたちはブブロン村を訪れました。さすがまだまだお盆のシーズンとあって、日本語ガイド付きのバスは満席。
村の中心までガイドによる案内はありますが、あとはマップを片手に30分ほどのフリータイム。小さい村とはいえちょっと時間が少なく、ガイドさんおすすめのブブロン(リンゴと生クリームを挟んだパン)や地元のシードルは残念ながら見送り、観光だけに絞りました。とりあえず一番遠い教会まで行き、そこから中心部に戻ってくるルートで散策。途中小雨がぱらついたりもしましたが、なんとか傘なしで歩けるくらいで持ちこたえてくれました。
集合時間間際、フリー開始と同時に大行列となっていたブブロンのお店を、ちょっとのぞいてみました。当然のことながら、ブブロンは売り切れ。ほかのパンを見たところ、フルーツがのったものがあっておいしそうだったのですが、田舎村らしくのんびりとしていて、時間オーバーになりそうだったので、泣く泣くあきらめまたのでした…。
|
|
大人気のパン屋さん。 |
|
11時前には小さな村をあとにし、いよいよモンサンミッシェルに向かいます。モンサンミッシェルは2回目の訪問となりますが、前回(10年前)は日帰り観光だったので、遠景をバスストップで見て、修道院を駆け足観光して…とドタバタであんまり記憶に残っていなかったり(−−;)
モンサンミッシェル近くのレストランで、名物のふわふわオムレツコースをいただきました。前回は味がなくて参加者みんなで塩・コショウを回したりしましたが(こういうことは覚えている…)、今回のレストランはとてもおいしかったです。シードル付きというのも、なかなか旅情を誘う演出でグッド♪
13時半ごろに食事がすむと、すぐ近くにあるホテルにチェックイン。その後みんなはモンサンミッシェル修道院観光にでかけましたが、わたしたちは別行動に。午後は観光客で混むときいていたので、チケットだけもらい、翌日の午前中に修道院観光することにしました。 |
これが名物のオムレツ。 |
ホテルからモンサンミッシェルまでは、徒歩での移動です。宿泊するのは「モンサンミッシェル近くのホテル」ですが、普通に歩いて30分ほどかかります。わたしたちは道なき場所(川沿いの草むら)を歩きながら写真を撮っていたので、かれこれ1時間くらいかかってしまい、結局15時ごろに到着。島内の街を、気の向くままに散策しました。
夕暮れ時はホテル近くからモンサンミッシェルと湾全体が染まりゆく風景を見ようと、19時頃に戻りましたが、さすが夏はこの時間でも日が沈むには早すぎます…。そこで、近くのスーパーに行き、その時を待ちました。ところがホテルへ戻ったころに、雨が降ってきました。どんよりとした空模様とは思っていましたが、どうやらこれで夕暮れのモンサンミッシェルは絶望的となってしまいました(T_T)
|
|
ツアーではなかなか行かない
小さな通りを歩き、大通りを
違う角度から見たりしました。 |
雨がやむのを部屋で待っている間に、ちょっとうたた寝…。早起きが続いてちょっと疲れ気味ということもあって、ずいぶんと寝てしまった感覚がありました。ふと目が覚めてあわてて時計を見ると、時刻は21時前。外はすでに真っ暗でしたが、雨は上がってくれていました。
さて、復活したところで夜景を見に出発です。街灯がなくて夜道は暗かったのでちょっと撮ったら帰るつもりでしたが、モンサンミッシェルのライトアップが思っていたより暗かったので、もうちょっと近づこうかと言っている間に入口まで歩いてしまいました。雨上がりで足元がよくなかったこともあり、結局ホテルに戻ったのは0時過ぎ。夜遊びしてしまった…。
|
|
|
翌日、朝焼けを見るためにまた早起き。空がうっすらと明るくなり始めた頃ホテルを出て、朝食までの間、モンサンミッシェル全景が見える絶景を求め、前日歩いた草むらをうろうろしていました。すると、ぞろぞろと羊の群れがやってきて、なんとか「モンサンミッシェルと羊」を写真に収めることができました。ラッキー(^^)v
そして太陽が上がりきった頃にホテルへ戻り朝食。島内集合までめいっぱい遊びたかったので、出かけるときにはチェックアウトをすませ、ホテル近くから出ているバスを使ってモンサンミッシェルへ向かいました。1泊分の荷物は、エミトラベルが契約しているというおみやげ屋にあずけて、身軽になってから観光開始です。
|
うっすらと陽の光を浴び始めた
姿がもっとも印象的! |
まずは混雑前にスタートしたかった大修道院へ入場。すでに行列ができていてギョッとしましたが、チケットを買うための列で、すでにツアー用のチケットをもっていたわたしたちは、すぐに入場できました。入場してからも団体がほとんどいなかったので、観光する人はまばらで思っていた以上にゆったり観光できました(^^)なんと、10時半に入場して出場は13時半。う〜ん、3時間もいたのか…、ちょっとゆっくり見すぎたかもしれないけど、これもフリーならではのぜいたくですね。
その後は、天気がいいこの日の全景も眺めたい!と前日にも訪れた草むらに行きました。モンサンミッシェルを目の前に、ホテル近くのスーパーに入っていたカフェで買っておいたパンをほおばりながら、至福のひと時を感じるばかりです。でもあまいフルーツデニッシュ系のパンだったので、匂いに魅かれて虻(あぶ)が寄ってきたのがちょっと大変でした。クロワッサンにしておけばよかったかな〜。
そんなこんなで、あっという間に集合時間の15時になってしまいました。帰りのバスの中からは、小さくなっていくモンサンミッシェルを名残惜しい気分で眺めていました。行きは、小さなモンサンミッシェルが見えたときいよいよ来たか!と思ったのに、帰りは見えなくなるときを迎えるしかないのね…。
振り返ってみると、今回はゆっくり自分の足で散策できたので、日帰りの時とは比較にならないくらい思い出深い旅になりました。天気が変わりやすいモンサンミッシェル、コンディションも考えると1泊では足りないなぁと感じたりもしていますが、ぜいたくを言うとキリがなくなっちゃうので、またの再訪を願って、ということにしておきます(^ー^) |
|
さよなら、モンサンミッシェル! |
まずは
モンサンミッシェル全景
ぷろろーぐ→モンサンミッシェル全景→大修道院(入口〜礼拝堂付き司祭の間)→(上層教会)→(ラ・メルヴェーユその1)→(ラ・メルヴェーユその2)→島内の街並み→ブブロン村
▲ページのトップへ戻る
|
|