■旧石器時代 |
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常設の入口を入るとナウマンゾウが
お出迎え。意外にリアルな動きを
します。 |
ナウマンゾウの第一号臼歯。
1947年、野尻湖底から発見。
約4万〜2万4千年前のもの。 |
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打ち割られた黒曜石石塊
約3万年前、すでに黒曜石が道具として
使われていた。こちらは打製。 |
日向林B遺跡出土の台形石器(重文)
約3万年前、世界最古の磨製石器。
黒曜石も含まれています。
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■縄文時代 |
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縄文時代草創期〜早期の土器展示でスタート、というぜいたく。 |
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隆起線文土器
草創期、岡谷市中島B遺跡
13,000年前の縄文人に作られた土器片が
土の中から目を覚ました、なんてロマン。
断片であっても、図でパズルのように
はめるとわかりやすい。複製の土器展示
があるので、現地にて見比べがおすすめ。
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隆起線文土器
草創期〜早期、須坂市石小屋洞穴遺跡
丸底の土器。尖っているものよりも
実は丸い方がより古かったりします。
原始からなぜ縁のフリルや縞があった
のか、という点、縄文人が使っていた
皮の入れ物を見本に土で作ったものが
土器、説で合点がいきました。 |
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表裏縄文土器
草創期〜早期、信濃町日向林A遺跡
尖り底の土器。土器全体に縄文が
つけられています。
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貝殻条痕文土器
早期、長野市村東山手遺跡
約7500年前の屈折した土器。
貝殻の縁で擦ったあとが模様に。
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縄文中期モノを中心とした土器がズラリ。 |
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前期、原村阿久遺跡
約6000年前。いよいよ平底の
土器の登場です。
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前期、原村阿久遺跡
土器全体にビッシリ模様を施すのは
この頃からだったみたい。
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トロフィー土器
前期末葉、長野市松原遺跡
県内で数例しかない貴重な土器。
もう、造形的に完成されている。
突起の先や本体中央のリング、
機能性を持ちそうだけど、これも
きっと飾りなのだろう。
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動物装飾付釣手土器
中期中葉、富士見町札沢遺跡
約5200年前の奇想天外な土器。
この子に会いたかった!
(2020年3月末まで展示はお休み)
釣手のミトコンドリアな装飾、他の土器
本体にもちらほら入っています。
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赤い土器
中期前葉、中野市風呂屋遺跡
赤いです。
そしてかたちがキレイです。 |
白い土器
中期前葉、千曲市屋代遺跡
左とほぼ同じテイストで、
土器の色が違う面白さ。 |
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唐草文系土器
中期後葉、塩尻市上木戸遺跡
この地方に多い土器。
沈線+隆起のハーモニー。
アールヌーボーでも通りそう。
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台付鉢型土器
中期後葉、塩尻市上木戸遺跡
隆起オン隆起、迫力がすごい。
さすがにここまでの出来の土器は、
ごく少数出てくる程度だそう。
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仮面土偶
後期前葉、安曇野市北村遺跡
博物館のキャラクター的存在。
カール眉が西洋な雰囲気さえ漂う。
左手の指はいったい何本?
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土偶
縄文晩期末葉、岡谷市中島A遺跡
約2500年前の貴重な土偶。
東北では目にすることが多い
縄文晩期の土偶ですが、長野では
なかなか見つからないという。
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■弥生時代 |
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人面付土器
弥生中期前葉、千曲市城ノ内遺跡
お墓に入れられることの多い器。
生前の姿を映したものなのか…
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人面付土器
弥生中期前葉、千曲市城ノ内遺跡
竪穴式住居跡から出てきたという器。
デフォルメでなかなか人とは気づかない。
徳利的な用途だったのだろうか。 |
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人形(ヒトガタ)土器
弥生後期後葉、佐久市西一里塚遺跡群
人形と思いきや、人の形をした
容器になっています。 |
こけし形土製品
弥生後期、千曲市力石条里遺跡群
鯨面の入った顔のみの土製品。
用途は不明。 |
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弥生土器、栗林式土器
弥生中期、長野市松原遺跡
2500年前〜1700年前の土器。
機能的だけど模様はあります。
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南関東の赤い土器
弥生後期、都立田園調布高等学校遺跡
ボタン状の装飾など、
この地域にはない例として展示。
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【DATA】
所在地 |
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長野県千曲市大字屋代260-6(科野の里歴史公園内) |
開館時間 |
: |
3月〜11月 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
12月〜2月 9:00〜16:00(入館は15:30まで) |
休館日 |
: |
月曜日、年末年始 |
入館料 |
: |
一般300円(企画展・常設展共通券500円)
大学生150円(企画展・常設展共通券250円)
高校生以下無料 |
URL |
: |
https://www.npmh.net/ |
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