[ ジャワ島の遺跡&バリの寺院めぐり編 ]

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ジャワ島の遺跡ボロブドゥールとプランバナン編

■ジャワ島の見どころ■
ボロブドゥール
サンライズツアー マノハラ発。早朝にボロブドゥールを訪れる。
ボロブドゥール全景 さまざまな角度から仏教遺跡ボロブドゥールを眺める。
円壇 遺跡最上部、円壇の光景。
回廊を歩く(その1) 第4回廊〜第2回廊の光景。
回廊を歩く(その2) 第1回廊と基壇の光景。
仏伝図(その1) 第1回廊上段レリーフその1。釈迦前世から結婚まで。
仏伝図(その2) 第1回廊上段レリーフその2。釈迦出家決心の時。
仏伝図(その3) 第1回廊上段レリーフその3。釈迦悟りを開くまで
ボロブドゥール周辺遺跡
ムンドゥ寺院 レリーフが見事な仏教遺跡。
パウォン寺院 小さな仏教遺跡。
ジョグジャカルタ
王宮 ジョグジャカルタのスルタンが住む王宮。
水の宮殿(タマン・サリ) 王が沐浴をする女性を眺めていたという宮殿。
プランバナン遺跡
ロロ・ジョングラン1 ジャワ最大のヒンドゥー寺院シヴァ聖堂のレリーフと像。
ロロ・ジョングラン2 シヴァ以外の聖堂。遺跡全景など。
セウ寺院 たくさんの小祠堂があった仏教寺院。
ルーブラッ寺院・ルンブン寺院 公園内に残るその他の寺院。
プランバナン周辺遺跡
プラオサン寺院 2つのお堂に菩薩像が見られる仏教寺院。
カラサン寺院 大きな天蓋が印象的な仏教寺院。
サリ寺院 四角い窓がある仏教寺院。
ソロ
マンクヌガラン王宮 ソロ初代王が建てたジャワ様式の王宮。
カスナナン王宮 ソロ遷都の際建てられた欧風の王宮。
ラジャ・プスタカ博物館 ジャワ島の文化財が集まる博物館。
スク寺院 マヤ文明を髣髴させるヒンドゥー遺跡。

ぷろろーぐ
■ジャワ島編のひとりごと■

<到着当日>
[行程]【移動日】
関空→デンパサール(バリ島)→ジョグジャカルタ(ジャワ島)
到着は夜。翌日からに備え、ひたすら寝ました

飛行時間は約7時間。食事は1回、軽食1回、その他何回かアルコールを含む飲み物サービスがあります。エコノミーの機内食というとウンザリしますが、お手頃価格でもさすがにCクラスの食事はおいしいです(量はさほどありませんが)。

デンパサールでは国際線から国内線へのスルー乗り継ぎがよくわからなくて、いったん荷物ごとExitしてから別棟にある国内線の出発ロビーへ。デンパサールからジョグジャカルタの国内線も国際線と同じくガルーダですが、こちらもビジネスクラスを用意してくれていたみたいでちょっと得した気分。

1時間半のフライトに軽食(サンドイッチとフルーツ)が出ましたが「生ものは食べない!」という食事管理を取ることにしたため、ほとんど食べられませんでした。実においしそうだったんだけど...。日本語勉強中のキャビンアテンダントが片言で話しかけてくれたりしましたが、ほとんど食事を残しているところを見てちょっと寂しそうな表情(に見えた)。申し訳ない。

無事ジョグジャカルタの空港についてからは、ボロブドゥールへ直行。というのも、宿泊ホテルがボロブドゥール遺跡公園内にあるマノハラホテルだからです。

中級ホテルですが、「いつでも目の前にあるボロブドゥールを見に行ける」というメリットを享受できるだけあって、日本人宿泊客も結構いました。

マノハラは設備こそ古いですが、スペースはゆったりしていて手入れもそこそこ行き届いており、快適に過ごせるホテルだと思います。部屋の中でも虫がよく飛んでいたり(携帯用蚊取りマットを持っててよかった)、水量が不安定でシャワーの水が少なくなったり止ったりすることはありますが(^^;)
晩ごはん
久々におやじっちを連れ立って。
夕食はミーゴレンなどの地元料理。
日本人の口によく合います。

<2日目>

[行程]【ボロブドゥールと周辺遺跡】
サンライズツアー→ボロブドゥール遺跡→パウォン遺跡→ムンドゥ寺院

前日の移動の疲れもなんのその。夜明け前から、サンライズツアーに出発です。サンライズツアーを実施しているマノハラ&アマンジオ(近くはありませんが「ボロブドゥールが見える」を売りにする超高級ホテル。こちらは日本語ガイド付きのようでした。)の参加者が貸切で見られる時間は、朝5:00頃から一般開門の朝6:00まで。といっても、朝8:00前までなら結構ゆったり見れました。円壇&回廊を、全部回れるくらいの時間はありましたから。

マノハラのレストラン
朝食は遺跡が見える席で。
窓際は売り子たちがにぎやかですが...。
ボロブドゥールの博物館
遺跡内の博物館にも立ち寄りました。
雲行き怪しいこのあと、雨がぱらつきました。

雨季は午後に雨が降ることが多いからという現地ガイドさんの機転で、ジャワ島の観光は、いずれの日もほぼ午前中に終わるスケジュールへと変更。(専用車プランはこの融通性がいい!)この日の半日観光のラストスポット、ムンドゥ寺院の観光中にパラパラと雨が降り出しました。

周辺観光が早く終わったらボロブドゥールに再出発!と思っていたけど、降りは強くなるばかり。ホテルの窓からボロブドゥールを見ると、どしゃぶりの中、傘を差して観光する団体を見つけました。おそらくバリからの日帰り観光組みなのでしょう。(1日日帰り観光では、たいてい午前プランバナン、午後ボロブドゥール)遺跡観光は天候にかなり左右されるから、いつもとてもヒヤヒヤします(特に石の遺跡は、濡れると色が変わる!)。

スコールだからすぐに止むと思いきや、結局夜まで降り続けました。半日ホテルで過ごすことになり残念でしたが、ハードに詰め込みがちな遺跡観光の、強制休息にはなりました...。

<3日目>
[行程]【ジョグジャカルタ観光と移動】
サンライズツアー→ジョグジャカルタ市内観光(王宮→水の宮殿)→プランバナン遺跡(ロロ・ジョングラン寺院)

この日もボロブドゥールのサンライズツアーではじまり。前日の参加者は6,7人でしたが、この日はワゴンで3往復するほど大盛況。とはいっても、広い遺跡の中のことなので、この人数でも十分ゆったり観光ができます。2回目のサンライズツアー参加のメリットとして、写真撮影をそこそこに、自分の目で遺跡を見る観光タイムをとることができました(^^)

ちょっと時間と体力に余裕を持って戻り、朝食をとった後に出発の準備。さらに時間があったので、サンライズツアーのチケットについていたライトミールクーポンでお茶しながら、ボロブドゥールとの別れを惜しみました。

3日目にして、ようやく遺跡以外のスポット、ジョグジャカルタ市内の2つの宮殿を巡ります。王宮は現在も使われている「王の住居」で、地元の郊外学習でも人気の場所のようです。一方、水の宮殿はすっかり「遺跡」。こういう「夢の跡」的なスポットは、やっぱりワクワクします。(とはいっても、最近改修が進んで一部かなりきれいになっています。)

水の宮殿敷地内には、地元の美術家たちのバティック絵画を扱うお店がありました。自らもバティック職人という店員さんの話をききながら、個性ある作品を楽しみながら、2点購入。(自分の目を信じて、気に入ったものを選ぶべし!)さぁ出発という頃、またもやザーザーと雨が降ってきました。現地ガイドさんは「小雨ですね」といっていましたが、とてもそうには...。雨宿り中は、あったか〜い”ジャワティー”をごちそうになりました。

観光の後は、ガイド付き観光恒例のバティック工房(右写真)と銀細工のお店に行きました。時間がもったいないと思うときもありますが、こういう民芸品、工芸品を実際に作っている場面をみるのは結構楽しいですね。
バティック職人
バティック工房にて手描きをする職人さん。

ボロブドゥール遺跡公園内のホテルの次は、ジャワで有名なもうひとつの遺跡スポット「プランバナン」の近くにあるホテルに宿泊です。

プランバナンで泊まるプランバナンビレッジ(旧ポエリ・デファタ・リゾート)はコテージ式のホテル。部屋数が少ないから宿泊者も少なく、かなり落ち着きのあるところ。

ホテルからプランバナン寺院は、徒歩で向かいます。寺院は近くに見えているのですが、ホテルが寺院入口の裏手にあるため、公園を回り込んで行かなくてはいけません(徒歩10分ほど)。

閉場まで1時間程度でしたが、ロロ・ジョングラン、しかもメインのシヴァ聖堂に絞り込めば、結構じっくりと見ることができます。 でも、今となって思えば、傑作といわれるシヴァ聖堂の回廊外壁ラーマーヤナのレリーフを、もっといっぱい撮っておけばよかった。
ブランバナンビレッジ
「プランバナンビュー指定」の部屋ですが、
このように低い建物なので「寺院の頭が
一部見えている」といった感じでした。

<4日目>
[行程]【プランバナンと周辺遺跡】
プランバナン遺跡(セウ寺院→ブーブラッ寺院→ルンブン寺院→ロロ・ジョングラン寺院)→プラオサン寺院→カラサン寺院→サリ寺院→ソロへ

プランバナンビレッジは日本人が創設したからか、バスルームはなんと露天です(^^;)夜は電気に虫が寄ってきそうだったので、早朝明るくなってからシャワーを浴び、身支度したところでモーニングコール。電話のないプランバナンビレッジでは、「スタッフのノック」がモーニングコールです。

朝食はプランバナンの見えるレストランで「ナシゴレン」。本場のナシゴレンは、毎朝食べても飽きないおいしさ!
ホテルレストランからのプランバナン
ホテルのレストランから見えるプランバナン
プランバナン遺跡群は、ロロ・ジョングランから一番離れているセウ寺院がスタート(現地ガイドさんが、セウ寺院近くから入れるように交渉してくれたようです)。公園内をのんびり歩きながら、点在する遺跡を観光。

ところがロロ・ジョングランに到着したとたん、午前にもかかわらず突然のスコール。なかなか止まず、ナンディ堂に雨宿りすること30分。観光時間が少なくなったのは当然のこと、雨が上がった後も水たまりがひどく寺院回廊を歩くのがタイヘン。この時つくづく、前日の隙間時間に来ておいてよかったと思いました。

田園風景のセウ寺院
田園風景の中のセウ寺院。
その後通常のツアーではなかなか訪れない周辺遺跡を観光して、3時ごろにはソロに到着。宿泊するノボテルソロは久々に慣れ親しんだシティホテルで、水周り含め至って過ごしやすい。

しばらくすると、またまた激しい雨が降ってきたので、ソロの町を歩くのはあきらめ、ホテルライフを楽しむことにしました。とにかくバリに比べたら、なんでも安いジャワ!ということで、この機会にホテルのスパを体験することに。アロマの香り漂う空間で、顔から足の先までくまなくマッサージしてもらって、約1時間半で約2000円と、たいへんお得なコースでした。
ノボテルのお魚通り
ソロのノボテルで発見!
お魚通り(勝手に命名)

ノボテルソロには日本の放送が入るテレビもあって、インドネシア入国後4日目にして初めてニュースを見ました。そこでスマトラ島沖地震の詳細情報を見てビックリ!大きな地震がインドネシアであったということ自体は現地ガイドさんから聞いていましたが、その数字と映像は想像以上の規模。(ジャワの町の様子や観光スケジュールには全然影響がなかったので、日本各地で時々起こっているような規模を想像していた)電話のあるホテルだったので(あたりまえ?でもインドネシアに来てはじめて電話のある部屋に泊まりました)日本に国際電話をかけてみましたが、ホテル内の交換機が不調とかでつながりません。そのとき、すでに身内は旅行代理店に「旅行は予定通りすすんでいる」との確認を取っていたそうです。

<5日目>
[行程]【ソロと周辺遺跡】
ソロ市内観光(ラジャ・ブスタカ博物館→マンクヌガラン王宮→カスナナン王宮)→スク寺院→デンパサール→ウブド

とうとうジャワ島の最終日。実はソロという町はこのコースを選ぶまで知りませんでした。催行決定後もインドネシア情報を調べてみたのですが、ソロの資料はとにかく少ない!というわけで、ソロはほとんどおまかせコースです。(でも、予定に入っていなかったカスナナン王宮には、しっかり寄ってもらいました)

プランバナンでジャワの遺跡は終わりと思っていましたが、もう1つありました!スク寺院。「寺院」という名を持ちながら、メインの建造物はピラミッド。それまでジャワ島で見てきた遺跡のなかで、ミステリアス度は最も高いのではないでしょうか。

ソロ観光の最後は、骨董品や不思議なアイテムが所狭しと並ぶ市場。買いたいものはジャワにいるうちに、ということで、真ちゅうのカエルを3匹ゲット。

そして夜、想い出いっぱいのジャワ島を後にし、バリ島へ。

ソロのアンティーク市場
市場の店内は不思議な空間。
まずはボロブドゥールサンライズツアー

ぷろろーぐ→【ボロブドゥール】(サンライズツアー全景円壇回廊1回廊2仏伝図1仏伝図2仏伝図3)→ムンドゥ寺院パウォン寺院王宮水の宮殿→【プランバナン】(ロロ・ジョングラン1ロロ・ジョングラン2セウ寺院ルーブラッ寺院・ルンブン寺院)→プラオサン寺院カラサン寺院サリ寺院マンクヌガラン王宮カスナナン王宮ラジャ・プスタカ博物館スク寺院

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