[ サントリーニ・ミコノス・アテネの旅編 ]

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アテネ再訪編

■アテネの見どころ■
アクロポリス(パルテノン神殿) アテナが祀られている神殿は、アクロポリスの象徴。
アクロポリス(エレクティオン) 女性像の柱、カリアテッドが特徴的な神殿。
アクロポリス(博物館) アクロポリスの出土品を展示。
フィロパポスの丘
アクロポリス全景を一望できる丘。
リカベトスの丘 アテネの町を一望できる丘。
古代アゴラ(遺跡) 古代アテネの政治・経済・文化の中心地。
古代アゴラ(博物館) 古代アゴラの出土品を展示。
ゼウス神殿とハドリアヌスの門 ハドリアヌス帝が完成させた巨大な神殿。
国立考古学博物館(その1) ギリシア各地の発掘品。先史時代編。
国立考古学博物館(その2) ギリシア各地の発掘品。大理石彫刻・ブロンズ像編。
風の塔とローマンアゴラ ローマ時代の時計台と市場跡。
ハドリアヌスの図書館 プラカ地区にあるローマ時代の図書館跡。

ぷろろーぐ
■アテネ再訪編のひとりごと■

<2日目>

[行程]
ホテル→国立考古学博物館→ホテル→サントリーニ島へ...

アテネの到着は深夜3時。これから観光がはじまるというときは、多少の無茶も乗り越えられるもので、翌朝は早起き観光を遂行することに。睡眠時間を削ってでも、すきま時間を作り出す。旅行のときだけ実践可能な哲学です。

朝10時アテネを出発してサントリーニへ向かうスケジュールの中で、ホテル近くの考古学博物館がこのシーズン朝8時から開いているという特ダネをゲット。訪れたことのある博物館ですが、前回は閉鎖していて見ることのできなかった2階のお宝が公開されていて、必見ポイントのひとつとなっていました。

この機会を逃さない手はないと、早起きして簡単に朝食を済ませ、1時間半弱の考古学博物館観光を遂行。朝1番乗りで博物館に入り、少々急ぎ足で鑑賞。団体ツアーがまだいない博物館は、短い時間でも気持ちにゆとりをもってめぐることができます。(博物館のオープン時刻になっても「待ってくれ」となかなか入れてもらえず、スタートが10分以上遅れた時はちょっとあせりました(^^;)

最初、中央入り口から入館し、キクラデス文明やミケーネ文明のある先史時代のコレクションを見終わって突き当たったところで、21室を抜け2階展示室に向かおうとすると「ここは通れないから、入っちゃダメ!」といわれてしまいました。えぇぇ〜、また2階が見られないのぉ〜、としばらく先史時代エリアをさまよいましたが、案内をよくみると、いったん中央入り口を出て7室から館内を半周すれば入ることができるようです。

そんなこんなでなんとか、1階・2階の開いている部屋ほぼすべて見ることができました。博物館を出る9時半過ぎには館内がずいぶんとにぎわいはじめていたので、ちょっと優越感を感じながら博物館を後にしたのでした。


博物館に向かう途中に雨が降ってきましたが、
ホテルから近かったのと、館内観光のみだった
ので救われました。。。

2日目後半〜5日目までは、サントリーニ・ミコノス観光。6日目、再びアテネに戻ります。

<6日目>

[行程]
ミコノス島から...→ホテル→(地下鉄・ケーブルカー)→リカベトスの丘→(地下鉄)→ハドリアヌスの図書館→風の塔とローマンアゴラ→ハドリアヌスの門→ゼウス神殿→フィロパポスの丘→アクロポリス→古代アゴラ→(地下鉄)→プラカ地区→(地下鉄)→ホテル

朝アテネに着いてからは、まる1日完全フリー。朝食はすでに機内で取っていたので、宿泊予定のホテル(2日目と同じ)で解散後いきなり観光開始。朝1番のリカビトスの丘は、地下鉄エヴァンゲリスモス駅で下車し、ちょっと懐かしい神戸山の手の傾斜に似た上り坂をあがります。向かう道中も観光客はまだ少なかったですが、ケーブルカーの駅で年配の日本人3人組と遭遇。話をうかがうと、客船で3ヶ月かけて世界一周を旅されていて(うらやましい!)、アテネでの半日フリータイムを利用して来たとのこと。アテネ観光でアクロポリスや博物館を選ばず、リカビトスの丘を選ぶとは、なかなか旅行通とお見受けしました。

その後は再び地下鉄の駅に戻り、モナスティラキ駅へ。アテネの遺跡めぐりに最適な「12ユーロ共通券」を使って、アクロポリスの丘を含むいくつかの遺跡を徒歩でめぐりました。ガイドブックなどにはアクロポリスで売っているという記載しかありませんでしたが、ローマンアゴラの入り口でもこの12ユーロ共通券(パリで言うところの「カルト・ミュゼ」といったような券の名前がないので、とりあえずこの呼び方にて...)を買うことができました。

ローマンアゴラからゼウス神殿に向かうまでの道中も、小さな遺跡をみることができます。
BC334-333年に建てられたという
リシクラテスのモニュメント。
リシクラテス通りでは、半分
地下になった柱の跡にも遭遇。
ゼウス神殿からフィロパポスの丘は、アクロポリスの丘に沿って通る大きな一本道を歩いて向かいます。途中ちょっと休めるような場所もあって、目の前にパルテノン神殿を見ながら、お茶休憩...なんて贅沢もしました(^^)

フィロパポスの丘は、緑が多くて歩いているだけで気持ちがいい場所。ところどころ小さな遺跡らしきものもあって、途中も結構楽しめます。(でも、あとでガイドブックを見ると、フィロパポスの丘では強盗事件が発生しているので昼間でも気をつけよう、とか書いてあった。げげっ!!)

フィロパポスの丘でアクロポリスの丘全景をみた後は、いよいよ7年ぶりのアクロポリスの丘へ向かいます。アクロポリスの丘は、人もまばらでのんびりしていたフィロパポスの丘とは打って変わって、相変わらず観光客わんさかの人気スポットです。今回も、パルテノン、エレクティオン、博物館を堪能しました。美人は3日で飽きるといいますが、実際に美しいものは、何度見ても飽きないものですね!
アクロポリスのふもとに広がる古代アゴラへは、石畳の坂(右写真)を下っていきました。前回は代表的な神殿「テッシオン」とそこからの全景のみの観光でしたが、今回は古代アゴラの遺跡たちをくまなく見て回ることができました(^▽^)/遠くからみるとほとんど残っていないと思われる廃墟でも、近づくと装飾などいろいろ気づくところがあって、思っていたより見ごたえあり。見終わるころにはすっかり日が傾き、無事”撮影”旅行は終了。
「少々疲れても、あとは帰るだけ」という開放感から、観光後はシンタグマ駅に向かい夜は11時前までミトロポレオス大聖堂付近のお土産やさんを散策。路地などをぶらぶらと気の趣くまま歩いていると、駅への帰り道がわからなくなってしまいました。店員さんに現在地を教えてもらって、ちょっとさびしげな道を早足で歩き、なんとかシンタグマ駅に到着。ホテルに戻れたのは12時前で、も〜クタクタです。

アテネ市街の地下鉄が2004年アテネオリンピックにあわせて整備され、フリーでも移動は地下鉄と徒歩で完結できたので、観光しやすくとても快適でした。しかも、地下鉄は3ユーロの24時間チケットで経済的だし、乗車のたび購入する必要がなかったのもGood!


7日目、帰路へ...
アテネといえばまずココ!
アクロポリス(パルテノン神殿)

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