[ 雪の京都・寺めぐり編 ]

海外の風景

日本の風景

イベント

季節の風景、行事、
特別展ショット

別館

カメラ仲間でもある
相棒の部屋

雪の京都・寺めぐり編

2008年2月10日(日)
場所 京都市北区・左京区・東山区
天気 曇りのち晴れ

すべて世界遺産指定のお寺です!
スポット 概要
金閣寺(鹿苑寺) 室町幕府を開いた将軍、足利義満が建てた山荘がもととなった禅寺。
銀閣寺(慈照寺) 室町時代の足利8代将軍義政が1482年に建てた山荘がもととなった禅寺。
清水寺 778年延鎮上人が開山、798年坂上田村麻呂が協力して創設した北法相宗の総本山。

プロローグ

週末は土曜から月曜までせっかくの3連休というのに、かなり寒くなるらしい。それならばいっそのこと雪が降ってくれたら、雪の京都が見れるかも...。そんな思いが通じたのか、土曜の朝窓の外を見てみると雪をうっすらとかぶった光景が広がり、依然としてかなりの勢いで雪が降っていました。ネットで金閣寺のライブカメラをみるとしっかり雪が積もっていて、「よっしゃ〜!あとは雪がやむのを待つだけや〜」と自宅待機していました。しかしながら、正午になっても降雪の勢いはおとろえず。予報によると翌日は降らないとのことだったので、早朝に旅立ち、雪化粧が美しい金閣寺と銀閣寺、そのあとまだ雪が残っているようならJR京都駅へ戻る途中に清水寺へ立ち寄ることにしました。

翌朝暗いうちに起床し、明るくなり始めた出発直前ライブカメラで金閣寺に雪が積もっているのを確認して、京都へGo!

京都市内(JR京都駅→金閣寺→銀閣寺→清水寺→JR京都駅)の移動は、すべて市バスです。駅前のバス停にあった券売機でお得な1日乗車券(⇒京都市交通局のサイト)を購入し、市バス乗り場へ。ほどなく急行のバスがやってきました。車窓から屋根瓦や並木をチェックしたところ、なかなかいい感じで雪が残っています。二条城や北野天満宮などの前を通り、金閣寺へは8時半過ぎに到着。

9時オープンの金閣寺にはすでに開門待ちの行列が!9時ちょうどに門が開き、待ちかねたひとたちがいっせいにチケットを購入。途中立ち止まることなく、一団がずんずんと金閣の見える場所へとなだれ込みます。そして、見事な雪景色を前にゆっくりと感動に浸る間もなく、いっせいにシャッターを切り...(^^;)

金閣も銀閣も何度となく足を運んでいますが、雪をかぶった姿を見るのは初めて。今回訪れた場所は京都の中でも特にシーズン問わず人気なスポットだけあって、3連休中日のこの日はどこも混んでいましたが、その中では銀閣寺が幾分落ち着いた感じでした。昼過ぎに行った清水寺は、国籍問わず団体客がわんさと押しかけていて、ひときわ人気を博していました。

金閣寺入口には開門の待ち行列が。 金閣を望む場所にはその姿を写真に
収めようとする人たちでごった返し。
清水のバス停から寺まで続く
清水坂はものすごい人出!
清水の舞台は、飛び降りるというより
床が抜けそうな混雑(^^;

時間が経つにつれ徐々に気温が上がり、積もった雪が解けてきてからがタイヘンでした。境内に茂る木の下では冷たいしずくが雨のように落ちてきてカメラを容赦なく襲うし、道路では軒下を歩くと細い滝のような水や雪の固まりが頭上から襲ってくることも。帰るころには帽子びしょぬれ、ズボンとリュックはドロまみれ...。雪の残る道は力を入れて踏みしめるので、軽い筋肉痛も発生。雪のある生活ってタイヘンですね〜(><)でも、そのタイヘンさに十分見合う美しい雪景色を見ることができて、大満足のお出かけだったのでした♪

銀閣寺近くで、庶民の味方
原喜久食堂を発見。
湯豆腐定食は800円でした。
銀閣寺の針葉樹林に光のシャワー!
風で舞ったり、水滴になって落ちる
枝の雪が、光を受けてキラキラ。
この日ならではの幻想的な光景でした。
清水坂で人気の「八ツ橋しゅー」。
1個300円のリッチなシュークリーム。
カスタード・抹茶・季節ものがあり。
(銀閣寺近くにもありました)

まずは雪化粧の金閣寺

ぷろろーぐ金閣寺銀閣寺清水寺

▲ページのトップへ戻る