[ 雪の京都・大原編 ]

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雪の京都・大原編

2014年2月9日(日)
場所 京都府京都市左京区
天気 雪のち曇りときどき雨

スポット 概要
宝泉院 雪景色のメインスポット!額縁庭園が見事。
勝林院 大原問答で知られた道場。
三千院 藤原時代の往生極楽院と杉のある風景。
その他のスポット 大原陵、呂川と津川など。

ぷろろーぐ

前年はつかめなかった「雪の京都」。前回、寺めぐりをしているうちに雪が融けてしまった「清水寺」に思いをはせてきましたが、現在正面を見る角度からは足場があるとのことで断念。京都の雪景色で検索をして見つけた絶景が、今回訪れた大原の宝泉院だったのです。

2014年に入ってから、週末の天気予報をチェックして来ました。待ちに待った寒波の日は、残念ながら金曜日。土曜は雪景色撮影会ができるかもと思っていましたが、雪はうっすら残っているものの雨に変わってしまいました。土曜夜から再び寒くなるという情報に可能性をかけ、日曜の朝一出発で京都に向かいました。

いざ7時前に京都駅に着いてみると、市街地には雪がない…(T_T)でも、町を囲む山々は雪をかぶって白かったので、中心部より標高の高い大原なら雪があるに違いない、と期待をしてバスに乗り込みました。乗車して30分、う〜ん、雪ちょこっとは残ってるけど、雪景色というには程遠い…。

宝ヶ池を数分過ぎたところで、雪の臨界線が!トンネルを抜けると…ではないですが、突然雪国に迷い込んでしまったのかと思えるほどの景色が、目の前に広がったのです。

到着直後、あたり一面の景色を撮ろうとカメラを出したらあっという間に水(雪)浸し。これはあまり欲張らず、室内からの撮影がよさそうです。

三千院の階段にも雪がどっさり。すでに開門していた三千院の境内にも、さぞかしきれいな景色が広がっていることだろうと思いながら、ここは通り過ぎて9時開門の宝泉院へ直行しました。

三千院の階段を雪かき。 勝林院も雪かき。

朝一番に宝泉院を目指して来るのは写真目当ての方がほとんどで、なるべくそれぞれが邪魔にならないように1列に並んで、額縁庭園の写真を撮りました(^^)

じきに雪がやんで日が差してくると、細い枝の上にあった雪たちは水となってポタポタと落下。30分ほどで水墨画のような幻想的な風景が変わってしまいました。早起きしてきてよかった!

目指していた庭園をほぼイメージ通りに撮れて満足し、その後はお隣の勝林院へ。こちらは訪れるひとがまばらで、随分と落ち着いた場所です。外観を遠くから見て素通りされることが多いようですが(前回大原に来たときはわたしも遠くから外観を見るだけでした…)、本殿の彫刻や仏像などが見事で、もうちょっと立ち寄る人が増えてもいいのにな〜と思いました。
宝泉院の庭先、半分ほど雪に埋まった
お地蔵様には、あたたかいお茶が
供えられていました。


大原といえば三千院。以前訪れたときは三千院といえばアレ!という往生極楽院が修復工事中で見ることができなかったので、はじめての観光に等しいかもしれません。この日は境内で大根の炊き出しイベントもしているそうで、さらにワクワクo(^ー^)o

さすがこのエリアのメインスポットだけあって、観光客でおおにぎわい。枝の雪はすっかり落ちてしまっていましたが、庭園の植え込みや屋根、苔の上の雪は残っていて、冬ならではの風景を堪能できました。寒さ厳しいこの日は、炊き出しの大根も大繁盛。会場にはたき火もあって、生き返りました。
三千院の雪に埋もれたわらべ地蔵。
陽の光を浴びてなんだか幸せそう。

古都の雪景色はやっぱり感動的!これからも、冬は雪が舞い降りる奇跡の週末が待ち遠しくて仕方ありません。

まずは、宝泉院

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