[ さっぽろ雪まつりと北海道の考古に触れる旅 ]

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北海道立埋蔵文化財センター

北海道の埋蔵文化財の保護・保存・活用を目的として1999年4月に設立された施設です。(北の考古といえば東北をまずイメージしますが、北海道からも縄文時代の土製品など数多くの埋蔵文化財が出土しています。)
雪に覆われた外観。 常設の展示室。
縄文時代だけでも、早期から晩期までこれだけの土器を展示!
企画展では、縄文人のこどもの
手形・足形をとった土板が展示
されていました。手形・足形は
北海道から新潟まで見られます
函館の垣ノ島A遺跡出土、
縄文時代早期の足形(複製)
穴は紐通し用。
早期は北海道のみで、ここから
東北へ広がったとされています。
縄文晩期の手形と足形。
(中期にはいったん途絶える)
恵庭市柏木川4遺跡より出土。
副葬品として見つかる。
縄文前期の歯形付土製品。
こどもが近くにあった土を口に入れて
吐き出したものを、たまたま焼いて
しまった偶然の産物。
土壙墓から出土した土偶。
美々4遺跡。
安らかな表情で横たわっていて
埋葬された姿に思えますが、
土偶によくある妊娠した女性像。
首飾りをした土偶。
木古内町新道4遺跡出土。
右が実物、左が複製。
ママチの土面(重文)
縄文時代晩期。
頭部脇の穴からマスクと思いましたが
墓の上から発見されたため墓標として
使われていたと考えられています。
動物形土製品(複製)
美々4遺跡出土。動物といっても
何なのかははっきりしていません。
(実物は千歳市が所有。会いたい!)
大きな写真
アンモナイトの化石に穴をあけて
アクセサリーとして使っていた?!
クマと思われる土製品。
キウス4遺跡から出土の土偶。
座る姿を丁寧に作っています。
フクロウの意匠がある土器。
縄文晩期。
静内中野式土器。
縄文前期。
斜行縄文が特徴的。
縄文中期の土器。
円筒形の寸胴型は北方に
見られるかたち。
異形環状土器。縄文後期。
祭祀用か?強烈なインパクトをもつ。
東北から移入したものとされる。
巻貝の形をした土器。
縄文後期。千歳キウス遺跡出土。
擦文土器。
擦文文化は1300年前から
500年ほど北海道で栄えた文化。
(本州では奈良〜鎌倉時代あたり)
土器には木のへらを擦ってつけた
模様があります。
オホーツク式土器。
北海道には東北から伝わった
文化とは別に、オホーツク海
沿岸から伝わり発展した
文化がありました。
美々4遺跡からは
土製の耳飾りがたくさん出土!
そしてヒスイのアクセサリー。
このあたりの縄文人はひときわ
お洒落だったのかも。
【DATA】
所在地: 北海道江別市西野幌685番地1
※JR函館本線大麻駅下車(札幌からだと旭川方面)
料金: 無料
開館時間: 9:30〜16:30
閉館日: 毎週月曜日(祝日は開館)、年末年始、臨時休館日(公式サイトを確認)
URL: http://www.domaibun.or.jp/

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