[ 和歌山城と和歌山県立博物館 ]

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和歌山城

1585年羽柴秀吉が紀州を平定、命により弟の秀長が築城したのが和歌山城です(城代は家老の桑山重晴)。関ヶ原の戦いののち浅野幸長が城主になり、天守閣を築造しました。 1618年に徳川家康の子頼宣が入国した際には拡張がおこなわれます。天守はその後落雷で焼失し、1850年に再建。1935年には国宝に指定されますが、10年後の和歌山大空襲で焼失。1958年に鉄筋コンクリートで現在の姿に復元されました。
和歌山市役所14階の展望ロビーからみた和歌山城。
天守閣は、戦後1958年(昭和33年)の再建です。
緑の中に輝くシートは、2018年の西日本豪雨の影響か…
天守と御橋廊下(おはしろうか)が
一望できる、フォトジェニックな
ポイント。
大きな写真
御橋廊下は堀に架かる橋。
二の丸と西の丸を行き来するための
もの。実際に渡ることができます。
大きな写真
西の丸(紅葉渓庭園側)からの
御橋廊下。傾き11度の世界。
歩くときは靴を脱いで。
二の丸側からの御橋廊下。
床はすべらないように階段状に
なっています。
大きな写真
二の丸の御橋廊下入り口横に
当時の遺構が残されています。
なにかの収納場所だったようですが、
橋ができたころにはふさがれていて、
使われていなかったようです。
天守のお膝元にある二の丸は、紀州藩の政治の場、藩主の生活の場、
そして大奥もあったとか!今は芝が敷き詰められた公園に。
紅葉渓庭園、茶室と廊下
手前の茶室紅松庵は、和歌山市出身の
松下幸之助から寄付されたのだそう。
完備という冷暖房はやっぱり松下製、
なんでしょうね。
大きな写真
かつて荒廃していた紅葉渓庭園は
1970年(昭和45年)から3年半を
かけて蘇る。秋はさぞ美しいんだ
ろうな、と思えるほどの青紅葉に
包まれていました。
大きな写真
豊臣・桑山期の野面積み、浅野・徳川期の打ち込み接ぎ、徳川期の切り込み接ぎ、と
いろんな時代の石垣があって、それぞれで結構立派だったりします。
こちらは岩場に咲く花、ではなく
野面積みの石垣に咲く花、
なのです(^^)
虎伏山(とらふすやま)の峰に
創建された和歌山城。
伏した虎がキャラクターに!
意外と愛らしい虎の像。
大きな写真
岡口門
築城時には大手門とされていた。
現在のものは1621年に徳川家が建造。
空襲で焼けずに残った貴重な門。重文。
大きな写真
追廻門(おいまわしもん)
城を拡張した際に作られた門。
鬼門のため、赤く塗られています。
こちらも空襲で焼けずに残っています。
お城の敷地内には、無料で開放されている動物園があります。
のどかな雰囲気。
一番の目玉は紀州犬(きしゅういぬ)。
紀元前から紀伊国の地域に生息。
長年土着の猟犬として活躍し、1934年
天然記念物に指定されています。
南アメリカ大陸出身のマーラ!
久々に会った気がします。
カピバラブームでキャラかぶり気味の
この子たちも人気に?!
三年坂通り(近代美術館近く)の信号機の足元に、小さな和歌山城が。
その正体は、信号の発電系、制御系と思われます。
今の天守と雰囲気はなんとなく似てるかな(^^)
【DATA】
所在地 和歌山市一番丁3
南海和歌山市駅から徒歩約10分
開館時間 天守 9:00〜17:30 (入館は17:00まで)
西の丸庭園 9:00〜17:00
動物園 9:00〜17:00
休館日 12月29日〜12月31日(御橋廊下は1/3まで休み)
動物園 毎週火曜日(祝日の場合は直後の平日)
URL http://wakayamajo.jp/

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