[ 秋の京都嵐山編 ]

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大覚寺

真言宗大覚寺派の総本山である大覚寺は、もともと嵯峨天皇の離宮嵯峨院(御所)でした。876年天皇崩御に伴い寺となりその後荒廃しますが、1308年に後宇多天皇が大覚寺を復興し大覚寺統を形成しました。
式台玄関 松に山鳥
式台玄関。江戸時代の建築。 玄関正面にある「松に山鳥」は
狩野永徳筆といわれています。
宸殿 宸殿の廊下
宸殿。江戸時代の寝殿造り。
徳川秀忠の娘東福門院和子が
使用していました。重要文化財。
大きな写真(119KB)
宸殿の廊下は「きゅっきゅっ」と鳴く
うぐいす張り。向こうには五大堂が
見えています。
狩野派の松と鶴 狩野派の梅とカモ
大覚寺の内部は、金箔と高級絵の具を贅沢に使った狩野派の障壁画や襖絵で飾られています。
御影堂 御影堂の内陣
御影堂(心経前殿)。大正天皇即位式場に
建てられた饗宴殿を移築したものです。
御影堂の内陣。嵯峨天皇、弘法大師
などの尊像が祀られているそうです。
宸殿と御影堂のパノラマ
五大堂から見た宸殿と御影堂のパノラマ。
左手の舞楽台には嵯峨菊が飾られています。
正寝殿 染まりかけの紅葉
正寝殿。桃山時代の寝殿造り。
後宇多法皇が院政を執った上段
の間があります。重要文化財。
赤・黄・緑の葉が日光に透ける
染まりかけの紅葉もまた格別。
苔と紅葉 霊明殿
お寺の境内ならではの風景、苔と
紅葉のコントラストも楽しめます。
朱塗りの霊明殿の廊下からは
美しい庭が望めます。
勅封心経殿 黄色い袈裟の僧達
勅封心経殿。法隆寺の夢殿を模した
この建物は大正14年に再建のもの。
五天皇の写経が納められています。
五大堂前でお勤めをする
黄色い袈裟の僧達。
【DATA】
所在地 京都市右京区嵯峨大沢町4
拝観料 大人500円、小中高生300円
休業日 無休
営業時間 9:00〜16:30
問い合わせ 075-871-0071
URL http://www.daikakuji.or.jp/
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