[ 京都洛北・紅葉の名所を訪ねて編 ]

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京都洛北・紅葉の名所を訪ねて編

2013年11月24日(日)
場所 京都府京都市左京区
天気 晴れ

スポット 概要
圓光寺 徳川家康が開基の寺。回遊式庭園が美しい。
詩仙堂 1961年に建てられた山荘で現在は寺。紅葉染まる唐様庭園が美しい。
狸谷山不動院 「タヌキダニのお不動さん」として親しまれている霊場。
野仏庵 多くの石仏がある庭園。散策と抹茶が楽しめる。
金福寺 芭蕉・蕪村ゆかりの寺。

ぷろろーぐ

11月中旬までなかなか更新されなかった関西平野部の紅葉情報は、下旬に入ると一気に冷え込んで見頃のスポットがうんと増えました。

日本の風景が美しくなるこの季節、おでかけせずにはいられない。去年に引き続いて、今年もふらりと京都に行くことに。今回の訪問先は、東山、嵐山といった超メジャー級ではなく、叡山電鉄で訪れるスポットです。

洛北・一乗寺にある圓光寺では、紅葉の季節にあわせて早朝拝観の予約を受け付けているとのこと。これは、通常は開門していない朝7時半から8時半までの間、紅葉に染まった庭園を限定50名で拝観できる、という素敵なプラン。さっそくTELを入れてみました。直前だったのでむずかしいかも、と思っていましたが運よく日曜日の予約をゲットできました(^^)朝7時半の開門に向けて、夜明け前の始発電車で出発したのでした。

京阪電車で出町柳に着くころには、ずいぶん空も明るくなっていました。叡山電鉄に乗って一乗寺に向かう時、ふと車内を見渡してビックリ!以前ニュースで見た「ハートのつり革」を発見したのでした。全22車両のつり革のなかで、ハートはたったひとつ。なんだか幸先よさそうだ〜と写真に収めました。
叡山電鉄で出会ったハートのつり革!
数日ごとに車両を変えるらしいです。
駅からは白河通りを歩いて圓光寺へ。
街路樹もいい感じに染まっていて、
期待が高まります。

圓光寺には7時半ちょい過ぎに到着。早めに開門していたようで、すでに境内を散策している人がちらほら。とはいっても、早朝に予約を取って来る方たちは写真にこだわる比率が多く、歩いたり座ったりといった場所に配慮してくれる(写真撮影の邪魔になりそうなところは避けてくれる)ので、撮影しやすかったのがよかったです♪

しばらくは朝の落ち着いた日差しの中を歩いていましたが、8時過ぎには太陽が昇ってまぶしいほどの光が庭園を照らし始めました。今回は早朝拝観ならでは、日が昇るまでのしっとり落ち着いた色の紅葉が見られたのが収穫です。

9時前、入口の門はすでに閉じられ、通常の開門時間を待つ観光客がずらりと列をなしていました。穴場的な名所かと思っていましたが、結構知られた場所だったんですね〜(^^;)
圓光寺の紅葉は、
見事なグラデーション。

次は、圓光寺のほど近くにある詩仙堂へ。こちらは紅葉の名所としてよく知られたところ。開門前の時刻に着きましたがすでに拝観は開始されていて、庭園を眺める建物内はわんさか状態でした。それでも縁側にいるひとが途切れるタイミングを待って、なんとか数枚の撮影に成功(^o^;)秋の京都の底力を感じる場所です。

詩仙堂を出たのは10時。観光スタートが早かったので、こんだけ見てまだそんな時間?!という感覚でした。昼食の予約は13時半から、JR京都駅近くの京都センチュリーホテルなのでまだ時間あるね〜、ということで、雑誌に紅葉スポットとして紹介されていた狸谷山へ向かいました。

狸谷山不動院の本堂までは、ちょっとしたハイキング?坂と階段をひたすら上ります。それまでのお寺とは違って、行き来する人はまばら。参道のまわりには木々がありますが葉は青々していて、う〜んちょっと紅葉には早かったかな。不動明王から狸谷パワーをいただいて下山です。
詩仙堂の紅葉は見事に
赤く染まっていました。

詩仙堂前に戻ってくると、観光客はますます増えていました。そんな中、ひっそりと入口を開けて招き入れてくれている場所が「野仏庵」。表にあったお抹茶つきで500円の看板に魅かれて、ふらりと立ち寄りました。門をくぐると敷地内には特に案内もなく、民家に迷い込んだ感じ。そしてちょっと視界が開けたと思うと、目の前いっぱいに黄金に輝く紅葉!入ってよかったと思える瞬間でした。抹茶は、小さな枯山水の庭園を眺めながらいただきました(^^)

ここで残り時間30分。余裕をもってホテルに向かってもよかったんだけど、せっかくなのであともう1か所いってみよう!…で見つけたのが「金福寺⇒」の張り紙。この時期に掲示しているってことは、紅葉スポットなのかも…とその張り紙をたどってみました。

野仏庵では黄金の紅葉を堪能。

金福寺、張り紙効果か結構知られている名所なのか、こちらも訪れる人が後を絶たず。境内には狙い通り紅葉があって、見ごろを迎えていました。ゆっくり見たかったけど、通りすがりに庭園を眺めて蕪村の墓と芭蕉庵をみたら時間切れ(12時半)。

帰りは一乗寺下り松からバスでJR京都まで行きましたが、この時期どころどころで渋滞があって1時間ちょっとかかりました(^^;)京都センチュリーホテルのブッフェ予約時間は少し過ぎたけど、早朝からよく動いたので短時間でも相当食べちゃいました。(⇒一休でAll Day Dining La Jyho(京都センチュリーホテル)を予約する

カニ・ステーキ・串カツ…
空腹についガッツリいってしまった(^^)
フォアグラとうなぎがサンドされたバーガー!
ロールパンがそこそこ大きいのは仕方ないに
しても、高級食材ありのブッフェはテンション↑


まずは、圓光寺

ぷろろーぐ圓光寺詩仙堂狸谷山不動院野仏庵金福寺

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