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[ 梅の北野天満宮と建仁寺編 ] |
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梅の北野天満宮と建仁寺編
テレビ番組「ぶらぶら美術・博物館」で冬の京都特集を見たところ、千本釈迦堂にある鎌倉時代の仏像たちと、建仁寺の塔頭・両足院にある伊藤若冲の掛け軸がすばらしかったので、訪ねてみることにしました。 まずは千本釈迦堂へ。こじんまりとしたお寺で、外を見るだけなら30分もあれば十分。早めについたので寺宝館のオープンを待って入りました。建物の中はひとつの大きな部屋になっていて、その一角にテレビで紹介されていた木造六観音菩薩像が静かに並んでいました。これらは地獄〜天道までの六道で救済の手を差し伸べる観音様で、それぞれが個性的な姿をしていて見入ってしまいます。その姿を写真に残したくもあったのですが、寺宝館内は撮影禁止。ネット上では撮れるような情報もあって期待していましたが、システムが変わってしまったようです。
北野天満宮で想定以上に長居をしてしまったため、昼食は梅苑のだんご(花より団子ではなく、花を見すぎたため団子…)で済ませ、次なる目的地、祇園エリアにある建仁寺へ。 まずは、期間限定で見ることができる両足院へ足を運びました。通常拝観できる建仁寺とは少し離れた所にあり、訪れている人たちはココを目指してきているという感じ。住職の話を熱心に聞いている方が多いんだなと思いました。 そして、最後は建仁寺の本坊へ。ここは双龍図が入りたての頃に訪れて以来です。以前もそうでしたが、建仁寺は街なかの便利な場所にある割に来訪者の数は落ち着いていて(空いているわけではないですが、混雑しているわけでもない)、ゆったりと過ごせる場所です。躍動感のある双龍図は、時間がたっても色あせず相変わらずの迫力。「わ〜すごい〜」という声がちらほら。急ぐ旅ではなかったので、建仁寺で閉門近くまで過ごしました。 春が近づいたとはいえ、さすがに夕方になると空気がグッとつめたくなり、芯から冷えてきました。お腹がすいてきたことも、寒さを加速します。帰り道、祇園には魅力的な飲食店が並んでいますが、フンパツする覚悟がなく通り過ぎ…京阪祇園四条駅の近くに天下一品を見つけ、そこで晩ごはん。なんか京都で食べる天下一品のラーメンは、おひざ元だけあって麺の茹で加減・こってりさがちょうどいい感じがする。体ぽかぽかで帰路につくことができたのでした(^^) まずは、北野天満宮(東門〜本堂)
ぷろろーぐ→北野天満宮(東門〜本堂)→(三光門あたり)→(春祭と梅苑)→千本釈迦堂→建仁寺(法堂・本坊)→(方丈・大雄苑)→(堂内・中庭)→両足院 |
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