今回のイラン旅行で、一番ハードだったのはこの日かもしれません。朝一で朝食をとったあと7時半にホテルを出発し、みんなより一足早くイマーム広場へGO。
ホテル(アバシ)からは徒歩10分くらいで到着。観光客のほとんどいない広場を練り歩き、8時過ぎにはイマーム・モスクへ入場。モスクの中央は半分ほど足場に覆われ、増設作業まで...。現場のおにーちゃんはフレンドリーで、「ハウアーユー」といってビスケットをくれようとしました。片手には水筒をもっていたから、きっとこれからチャイタイムだったんだね。その後広場をぐるり一周してずいぶん冷えてしまいましたが、ホテルまで走ったらもう体はポカポカです。
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朝一番のイマーム・モスク。
池に氷が張るほど寒かった...。 |
バンク教会では、おちゃめな(?)女子学生に囲まれて、「名前は何?」「出身はどこ?」と直球の質問攻め。みんなも名前を言ってくれるのですが、リピートできない難しい名前もあったり。イランのほかにアフガン出身の女の子もいました。何かとコミュニケーションを取りたい年頃なようで出会う度に「ハウアーユー」、しかもスターでもないのにノートへサインまでリクエストされ...。せっかくなので、写真をとらせてもらいました。
2つの橋は徒歩で往復観光。同じ川に架かる橋とは思えないほど橋の長さは違いますが、それぞれに美しさをもった構造物です。
この時期、イスファハンの各施設は夕方4時でクローズしてしまいます。チュヘル・ソトゥーン宮殿も例外にもれず閉まっていたので翌日観光へ。おわびも兼ねてと旅行会社が設定してくれたチャイハネを断り、宮殿から歩いてすぐのイマーム広場に再び向かい、夕方から夜景の2時間ほどをふらりとさまよいます。
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夕暮れ時はシェイク・ロトフォラー・モスクのトルコブルーが黄金に輝き、なんとも神秘的な姿を見せてくれます。この時期は太陽が低いせいか、イマーム・モスクは朝同様夕刻も逆光。日中の優美なモスクの姿は、明日にかける!薄暗くなると体の芯から冷えてきたので、ちょっとバザールを散策しました。広場に面したショップは閉まっていますが、職人さんがいる店は開いているところもあったので、ウィンドウショッピングしながら凍てついた体を解凍させていただきました。
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夕暮れのイマームモスク |
広場の街灯が点いてしばらくすると、広場の噴水が出てくるくると色が変わる照明があてられました。噴水沿いは特に寒いエリアですが、ライトアップされたモスクが見える噴水前からの夜景は、雰囲気満点。光量控えめなので、手ぶれリスク低減のため寒さこらえて何度となく写真を撮りました。そこで夜の散歩にきたグループと合流、夕食へと向かいました。
食事の後はホテルに戻り、まだ体が温まりきらないうちに徒歩10分ほどのシオ・セ・ポルへ。闇夜に浮かび上がるスラリと伸びた橋はうっとり見とれてしまうほどきれいなのですが、水際は冷たい風が吹いてとても寒いので長居はできませんでした(>_<)
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夜のイマームモスク |