[ 大阪歴史博物館・はにわ大行進〜長原古墳群と長原遺跡 ]

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はにわ大行進〜長原古墳群と長原遺跡

(2019.2.17)
大阪メトロの車内吊り広告で「はにわ大行進」なる特別展をみかけて何ぞや?と大阪歴史博物館のサイトをのぞいてみました。

見るまでは世界遺産を目指している百舌鳥・古市古墳群関連かなと思っていたのですが、大阪市内にある古墳群からの出土品展示のようです。しかも、ほぼ同時期に常設エリアの特集展示で大阪の縄文土器が並んでいるとのこと。こんな古代ワールドになる機会はめったにない!とカメラ持参で向かいました。

こんなにたくさんの古墳が密集!長原古墳群
大きな写真 大きな写真
長原古墳群は大阪市平野区の長吉出戸〜長吉川周辺に分布。
1974年、谷町線工事の発掘調査で発見された。
約1.5km×2kmの範囲に、200基を超える古墳がある。
4世紀後半に首長クラスの大型古墳(40m超)が造られ、全盛期の5世紀には
豪族クラスの小古墳(15m以下)が多数築造された。
時期は隣接する古市古墳群と重なっていて、その影響を受けたとされる。

第1章では、長原遺跡の中でも評価が高い埴輪が出土した長原高廻り1号、2号墳からの
発掘品などを展示。大行進、ということで人物埴輪ズラリを想像していましたが、
展示は武人と巫女の4点。ほかの形象埴輪は馬、鶏、甲冑、船、家など。
第2章では、古墳に埋葬された須恵器や装飾品などを多く展示。

第3章は、こじんまりとしたスペース。古墳の副葬品ではなく、まわりの住居から出土した生活用品が展示されていました。農耕メインで狩猟用具はなく、農具や煮炊きの器、それらを造るための道具や祭祀アイテムが中心の展示でした。

集落で大切に祀られ、丁寧に作られた縄文時代の土偶と比べて、はにわは装飾地味目でシンプル、効率化された工業作品な印象はあるけど、それでもいろんなバリエーションを見てると飽きないですね〜。須恵器はいかにもパターン化されてて、色合いは素焼きに比べて冷たく、テンション高くなりきれない部分があります(^^;

気がついたら、混雑なくゆっくり鑑賞できる環境で、2時間以上滞在してた…。
なんでしょう、この何時間でも居れそうな感覚。古代ロマンのなせるワザでしょうか。

まずは、やっぱりメインの
第1章 はにわ大行進〜古墳時代の埴輪の世界〜


プロローグ1.はにわ大行進2.長原古墳群3.ムラのくらし特集展示:森の宮と河内地方の縄文土器


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