■工芸 |
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国宝・ 野々村仁清「色絵藤花文茶壺」
壺の上ということを忘れ、絵画に思えて
くるほど自然に見える藤の花、葉、蔓。
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(有名なトーハク所蔵の茶壺は重文) |
仁清の茶壺は、紅白梅図屏風前にある
専用の空間に置かれていて、360度
眺めることができます。 |
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色絵花鳥文蓋物色絵花鳥文蓋物
鮮やかな赤を含む柿右衛門式。
蓋の形からヨーロッパ方面の
注文と思われるとか。 |
重文・山水人物蒔絵手箱
鎌倉時代(14世紀)
繊細で写実的な描写が見事です。
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■仏教美術 |
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重文・阿弥陀如来及び両脇侍坐像。
奈良・安養寺旧蔵。
平安時代の後期には、末法思想の広がりで仏像や絵画が
多く作られました。以下の2点も平安時代の作品です。 |
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重文・星曼陀羅残欠
密教で星や星宿(中国の星座)を
仏教の神々にあてはめたもの。
太陽(右)は明るく躍動感があり、
太陰(左)は落ち着いて見えます。
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重文・心覚「諸尊図像 上巻」
巻物の一部。密教の神々を整理して
図化したもの。
諸尊図の座像がほぼ正面の姿
なのは、一番美しいからか
描きやすいからか…。 |
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重文・聖観音立像
奈良時代(8世紀)
一木の白檀から彫りぬいた逸品。
ふくよかな曲線や動きに、
なにか人間っぽさを感じます。
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重文・阿弥陀如来立像
鎌倉時代(13世紀)
快慶の影響を受けた作品。
凛とした静かな面持ち。
武家社会では心穏やかになれる
時間が欲しかったのでしょう… |
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重文・観音菩薩立像
隋時代(6世紀) |
重文・阿弥陀三尊像
高麗時代(13~14世紀) |
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聖徳太子立像
1320年(鎌倉時代)康俊作
この時代、昔の偉人の幼い姿を
作るのが流行ったそうです。
現代の女子たちも「カワイ~」と
お気に入りのようでした。
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春日鹿曼荼羅図
鎌倉時代(13世紀)
春日大社信仰らしい鹿と藤棚が
モチーフにある曼荼羅。暗めの藤が
見えたのは照明改善のおかげ。
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