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[ ポンペイの壁画展(内覧会) ] |
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兵庫県立美術館・特別展:ポンペイの壁画展(内覧会)(2016.11.27)ポンペイは昔から相方が大ファンで、気づけばイタリア周遊のツアーも含めて3度訪れたことのある地となりました。 (ポンペイの公共広場。背後にあるのが、火山灰で町を埋め尽くしたヴェスビオ山) ⇒ 相方作のポンペイ展(現地撮影) ⇒ 以前に訪問したポンペイ展(2000年東京) 2016年兵庫県立美術館でポンペイの特別展があるとのことで、相方が日々ブログをチェック。10月の夜間開館日(金・土)は18:00からエルコラーノの一部壁画が撮影できるという情報を見つけ、初日の10月15日(土)に訪れました。撮影可能だった4点以外も魅力的な作品が多く、あれもこれも撮れたらなあ〜なんて思いも抱きつつ、じっくり見つくしました。その後、募集していたブロガー向けの内覧会で撮影のチャンスをいただきました!(この情報も相方が見つけました) ⇒兵庫県立美術館公式サイト 日本の古代壁画でイメージする高松塚やキトラあたりは古墳時代終末期(飛鳥時代)で、ポンペイの壁画はその600年以上前の作品ということになります。住宅や公共施設の壁画だから、権力者埋葬向けの古墳と比べて民衆に近いセンスを感じられる作品になっています。文字が普及していてそれらが壁にも残っているということも、ポンペイでの暮らしや考え方を捉える上で大きいですね。 (最近になって考古に傾いてきた自分ですが、国内が圧倒的に多いので、火山の噴火によりタイムカプセル化した西暦79年も、弥生時代に置き換えたほうが時間の尺を感じやすい…。) 湿気などの影響を受けやすいフレスコは保存が難しいですが、ヴェスビオ山周辺では火山灰が乾燥剤となって、美しい状態で発掘されました。そして18世紀には、ヨーロッパで遺跡の発掘や観光ブームが到来。当時の興奮は21世紀の我々にも引き継がれています(^^)
はじめに → 第1章:建築と風景 → 第2章:日常の生活 → 第3章:神話 → 第4章:神々と信仰 |
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