[ 京都市京セラ美術館・国立ベルリン・エジプト博物館所蔵〜古代エジプト展 ]

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京都市京セラ美術館・国立ベルリン・エジプト博物館所蔵〜古代エジプト展

(2021.4.17)

京都市はまん延防止措置の最中でしたが、京都市美術館で古代エジプト展は予定通り開催されるとのことで、開幕の直前に初日の時間指定チケットをオンライン購入しました。

雨にもかかわらず初日決行したのは、展示がすべて撮影可能との前情報が大きかったです。ぶらぶら美術・博物館(BS日テレ)の古代エジプト展(江戸東京博物館)の回で、撮影OKポスターが映っているのを見かけて、その後巡回する京都でもそのことを紹介している記事かないか注目していました。そしてニュースサイト検索で「撮影可能」を見つけて確定したのでした。

最近、SNSでの拡散効果を狙った1、2点が撮影可能という特別展は増えてきましたが、全作品の撮影OKの機会はまだ少なく、うれしい限り。15:30で予約を取り18:00の閉館まで、エジプトコレクションの鑑賞と撮影を堪能しました。

※翌週4/25(日)から京都が緊急事態宣言の対象となり、美術館が臨時閉館に…。とてもよい特別展なので、早く再開できることをとを願っています。

本場ベルリンのエジプト博物館(新博物館)は2013年に訪問していました。しかしながら、博物館・美術館の宝庫ベルリンではそこまで時間が取れず。今回より広く展示数も多いですが、所要時間は同じ2時間半程度でした。でも頑張って結構写真に残せているので(唯一、有名なネフェルティティの頭部は撮影禁止だった)、この機会にあわせて紹介したいと思います。
京都市京セラ美術館(外観) ベルリン新博物館(外観)

京都市美術館は2020年3月にリニューアルオープンしていて、それ以来この特別展が初めての来訪となります(コロナ禍ではじめての京都入り)。エントランスから階段を上がって左手、特別展の会場に入ると高い天井から光が差し込む開放的なスペースが広がっていました。印象はさながら大英博物館の中央ロビーです。

左側の入口から入場すると… 自然光が差し込む空間「天の中庭」
【参考】
大英博物館(ロンドン)の中央ロビー

入館してしばらくは、展示ケースを人の流れにあわせてみる程度に混んでいましたが、16時を過ぎたあたりから徐々に密度が少なくなり、ラスト30分は気に入った場所に戻って貸切鑑賞ができる状態にまで落ち着きました。遅い時間帯の美術鑑賞、おすすめです。

今回の目玉のひとつ、
見事な彩色が残るマスク。
ベルリンでの展示写真も、
紹介します^^
エジプト博物館ご自慢の
アマルナ美術のひとつ、
ネフェルティティ
(かもしれない)頭部。

古代文明あるあるなのですが、神話には結構約束事があって、発掘品を鑑賞するときはその知識があるかどうかで見方が全然違ってきます。いつもすごくおおざっぱな理解のみで、あとは「技巧が見事」「美しい」「かわいい」と感覚的なところで楽しんでいます。エジプトのホルス(はやぶさ)が好きなのも、あんなぼったりカワイイ風貌で王の象徴、という点だったりします。そのような理由で、丁寧な細工が多いというのもあるでしょう。

ベルリン新博物館のほか、ルーブル美術館、大英博物館、メトロポリタン美術館といったエジプトコレクションは質も量もすごいので、よく知らなくても見るだけで圧倒されます(もちろん、本場カイロ博物館もですが)。これだけ名品を見てきていたら、知識がペラペラの自分でも、目は肥えてきているはず!!

知ればより楽しめるはずなので、この機会にエジプト文明の神々の知識を深めたいと思います。

スタートからエジプト文明が満載☆
1章 天地創造と神々の世界


プロローグ1.天地創造と神々の世界2.ファラオと宇宙の秩序3.死後の審判[新博物館]1.神殿装飾2.埋葬品


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