[ 京都市京セラ美術館・国立ベルリン・エジプト博物館所蔵〜古代エジプト展 ]

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番外・国立ベルリン新博物館〜エジプトコレクション
その1 神殿を飾った装飾


ここからは、2013年に訪れたベルリンで撮影した写真を紹介します。エジプトのコレクションは、ベルリンの博物館が集まる博物館島にある「新博物館」に展示しています。 今回の特別展で来日したものも登場します。
新博物館は19世紀の建物ですが、
2009年修復で生まれ変わりました。
階段を上がってまずは2階から。
堂々と掲げられた
ネフェルティティの胸像の幕。
(実物は残念ながら撮影禁止)
メルイブの礼拝堂
古王国(B.C.2613-2494頃)
サッカラで発掘された墓。伝記の描かれたレリーフが見事。
左の大きな写真
チェルティホテプ座像
中王国(B.C.1800頃)
丈の長い服を身にまとい、胸に手を
当てるこの姿は、まるでオシリス。
故人を表しているを思われます。
書記座像
古王国(B.C.2500-2400頃)
葦の筆とパピルスをもち、
あぐらを組む古王国の役人。
大きなレリーフから小像まで鑑賞できる展示室。
古代エジプト最初の女性ファラオ、デル・エル・バハリの
ハトシェプスト葬祭殿を飾っていたレリーフ。
新王国(B.C.1559-1292頃)
ハトシェプスト葬祭殿の写真はコチラ
19世紀当時の天井の壁紙。
ルクソールの王墓から想起されたものだそうです。
左の大きな写真
王家の谷(ラムセスVI世の墓)はコチラ
礼拝するアメンエムハト3世の立像
中王国(B.C.1991-1803頃)
アメンエムハト3世は中王国黄金期の王とも言われていますが、
衣装や髪形は典型的なファラオスタイル。背面に王の碑文が残っています。
左の大きな写真右の大きな写真
ベルリンのグリーンヘッド
末期ープトレマイオス(B.C.712-30頃)
古代とは思えないリアルな頭部の像。
推定年代に幅がありますが、
かなり正確な頭蓋骨の形状から、
最近ではプトレマイオス朝後期の
ものとの見方が強まっています。
大きな写真

シェペヌペットIIのスフィンクス
末期(B.C.744-656頃)
第25王朝ピイ王は娘シェペヌペットIIを
アメン神の妻に任命しました。
アメン神はテーベで信仰されていた神で、
この像では牡羊であらわされています。
大きな写真
セクメト女神座像が置かれた空間。
今回の特別展で来日したセクメト女神ペア。
ハトシェプストの娘(ネフェルラー)と
セネンムットの方形彫像
新王国(B.C.1460頃)
ネフェルラーの教育者セネンムットは
高い地位の証として、テーベの神殿の
中庭にこの像を置くことが許されました。
大きな写真

プタマイの家族の像
新王国(B.C.1303-1213頃)
中央に神官のプタマイ、両方には
左に妻のハトシェプスト、右に
「アメンの歌手」といわれる長女が
並んでいます。サッカラより出土。

次は
[ベルリン新博物館]その2 死者とともに埋葬された名品たち


プロローグ1.天地創造と神々の世界2.ファラオと宇宙の秩序3.死後の審判[新博物館]1.神殿装飾2.埋葬品


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