[ 縄文探訪(松本〜甲府)編 ]

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茅野市尖石縄文考古館(土偶)

長野県茅野市には2つの国宝土偶があります。いずれもこの尖石(とがりいし)縄文考古館に展示されていて、底面を除くあらゆる角度から、その姿をこころゆくまで眺めることができます。展示中かどうかは公式ホームページで確認できて(貸出中の場合もあるため)、館内の写真撮影も可能。縄文ファン必見のミュージアムです♪(逆にそれほど関心がなくても、実際にみると古代とは思えないその芸術性の高さに驚き、ファンになってしまうと思います)

■縄文のビーナス(国宝)
棚畑遺跡から出土。縄文時代中期の作品。身長27cm、体重2.1kg。今回見た縄文時代の土偶の中でも作りのよさは別格です。この形に似せたコピー土偶もあるほどで、当時の人からも大切に扱われていたとされています。1995年に国宝指定(縄文時代から発掘された国宝第1号)。
正面。粘土に埋め込まれた雲母の
キラキラが神秘的。耳の穴には
装飾品がつけられていたとか。
大きな写真
横顔。頭部のうずまきがキュート。
土偶は妊娠中の女性をモチーフに
したものが数多くあります。
後ろ。平たい後頭部とお尻が特徴的。
頭の穴に何がつけられていたかは不明。
空間をぜいたくに使い、発掘当時の
写真とともに展示されています。
■仮面の女神(国宝)
諏訪湖近くにある中ッ原遺跡から出土。縄文時代後期の作品。身長34cm、体重2.7kg。2014年に重文から国宝へ格上げされました。
正面。こちらも実は女性像。
大きな写真
横顔。前に突き出たおへそと
安定感のある大きな足が個性的。
背面も手を抜くことなく、
細工が施されています。
こちらは発掘された現場の状態を再現。
■その他
縄文のビーナスと仮面の女神の
国宝指定書。
縄文のビーナスのコピー土偶。
出来は全然違います(^^;
土偶は壊された状態で発掘される
ことが多い。
土偶は女性を象徴するもの。
こちらは男性の象徴、石棒。

次は、 茅野市尖石縄文考古館(土器)

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