[ 国立国際美術館・プーシキン美術館展〜旅するフランス風景画 ]

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国立国際美術館・プーシキン美術館展〜旅するフランス風景画
1章 近代風景画の源流


17世紀以降、神々が主役の神話の世界に存在感ある風景を描く画家が次々と登場。
風景画が絵画のジャンルとして確立する前の時代、その礎となった絵画のコーナーです。
※2017年開催「大エルミタージュ展」でも古典主義を紹介、あわせてご覧ください
⇒ 大エルミタージュ展(フランス)
クロード・ロラン
「エウロペの略奪」
フランス人画家、といってもほぼ生涯
ローマ暮らし。当時からヨーロッパで
人気で、偽物が出回るほどだったそう。
ジャン=フランソワ・ミレー
「ハガルの追放が描かれた風景」
農民絵画のミレーと同姓同名で、
200年離れた別人。フランドル出身、
生涯パリで過ごしました。
ニコラ・ランクレ
「森のはずれの集い」
ヴァトーの影響を受けて生み出された
ランクレの「雅宴画(がえんが)」。
貴族の情事のワンシーン。
フランソワ・ブーシェ
「農場」
官能的な女性の絵を見ることが多い
ブーシェ。このような牧歌的な絵も
また違った魅力があります。
大きな写真
クロード=ジョセフ・ヴェルネ
「日の出」(右)と「日の入り」(左)
陽の光が美しく景色を照らす時間帯の風景。
ロランの影響を大きく受けている18世紀の画家。
ユベール・ロベール
「水に囲まれた神殿」
ヴェルネに続き、廃墟好きがここにも。
実際の遺跡より、ボロボロに描いたり
海を描き足したり(^^;
ルーヴル美術館(2016年撮影)の
ロベールの廃墟コーナー。
古代ロマン掻き立てる作品がズラリ。
大きな写真
フェリックス・フランソワ・ジョルジュ・フィリベール・ジエム
「ボスポラス海峡」
19世紀に入ってからの画家。
旅好きでトルコにも行ったとか。
ロラン、ターナーを敬愛していた
というのも納得の海の風景。
ウィリアム・ターナー
「カルタゴ帝国の衰退」
(テート・ギャラリー、2016年撮影)
全体を染める太陽の光が、風景を
情景にまで高めていると感じます。

次は
2章 自然への賛美


プロローグ1.近代風景画の源流2.自然への賛美3.大都市パリの風景画4.パリ近郊5.南へ6.海を渡って


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