[ 上野・国立博物館&美術館めぐり編 ]

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東京国立博物館・本館(縄文・弥生・古墳)

本館の2階では日本の歴史(縄文〜江戸)に沿った展示がされていて、1階には匠の技が光る工芸や近代美術・独自の文化を持つアイヌ、琉球の資料を展示した部屋などがあります。一作品ごとにじっくりみていると1日が本館だけで終わってしまうほど。いつもだいたい古代と彫刻、浮世絵の部屋に時間をかけて、その他は国宝・重文ものを見るという感じ。そのため、掲載写真も偏っています(^^;このように見る場所が決まっていても、半年に1回ほど展示物の入れ替えがあるので、何度足を運んでも新たな発見があります。

第1-1室「日本美術のあけぼの」コーナーには、日本美術の祖ともいえる縄文・弥生・古墳時代の美術品を展示しています。
日本美術の流れがわかる本館。 階段上がって左手の部屋がスタート。
腕長土偶。
山梨県笛吹市上黒駒出土、
縄文中期。
(2016年4月に撮影)
ネコ顔のつり目は山梨〜長野で出土する
土偶・土器に見られます。
地域的には釈迦堂あたりに近い。

河童型土偶
新潟県糸魚川市一の宮出土、縄文中期。
頭が河童のお皿みたいにへこんでます。
修復ほやほや。1室横の特別室に展示。
(2016年4月に撮影)
遮光器土偶(重文)
宮城県大崎市田尻蕪栗字恵比須田出土、
縄文晩期。
大きな写真
うしろにも細かい装飾が。
御物石器。
石川県穴水町比良出土、縄文晩期。
呪術的な道具と推測されていますが、
具体的な使い方は分かりません。
明治天皇に贈られたとのことで、
宮内庁の収蔵品です。
火焔型土器。
伝新潟県長岡市馬高出土、縄文中期。
大きな写真
この土器の故郷には、仲間が所狭しと
並べられている縄文館があります。
深鉢形土器。
長野県伊那市宮ノ前出土、縄文中期。
曽利式で、井戸尻考古館に展示
されていた土器たちに近いです。
深鉢形土器。
東京都八王子市楢原町出土、縄文中期。
関東地方でよく見られる勝坂式。
三角と楕円のハーモニー。
修復作品として1室横の特別室に展示。
(2016年4月に撮影)
壺形土器
青森県五戸町倉石中市日向出土、
縄文後期。
この土器は棺として使われていた
とされる。(そんなに大きくないので
子供用だったと思われる)
壷(重文)
愛知県名古屋市熱田区高蔵町出土、
弥生後期。
シンプルながら繊細な彫りと、
赤い塗料がしっかり残っています。
大きな写真
袈裟襷文銅鐸 (重文)
滋賀県野洲市小篠原字大岩山出土、
弥生後期。
近畿地方では、なにかと銅鐸をみる機会が
多いですが、今まで見た中でも大きい方。
時代とともに大型化がすすんだそうです。
埴輪 挂甲の武人 。
群馬県高崎市箕郷町 上芝古墳出土、
古墳時代(6世紀前半)。
当時の赤の色彩がよく残っています。
(2016年4月に撮影)
埴輪 盛装の女子(重文)
群馬県伊勢崎市豊城町横塚出土、
古墳時代。
髪をしっかり結い、いろんな装身具を
まとっている高貴な女性。顔立ちも丹精。

埴輪 踊る人々。
埼玉県熊谷市 野原古墳出土、
古墳時代。
(2016年4月に撮影)
女性(左)と男性(右)のペア。
トーハクのキャラクターの
モデルにもなってるんだほ。
だ龍鏡 (だりゅうきょう)
山口県柳井市 柳井茶臼山古墳出土、
古墳時代。日本で作られたもの。
大きな写真
須恵器 脚付長頸壺(重文)
三重県鳥羽市答志町 蟹穴古墳出土、
古墳(飛鳥)時代。
釉薬の塗りが均一でないところが
なんとも渋くて粋。

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