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南イタリアの古代都市・ポンペイ

時期と場所 イタリア・ポンペイ、ナポリ考古学博物館(2012年7月)
京都市京セラ美術館(2022年5月)〜特別展・ポンペイ〜

ポンペイの公共建築(ヴェスビオ噴火、フォロ) フォロ(エウマキア館、アポロ神殿、バシリカ)、百年祭の家
ポンペイの公共建築(浴場と競技場) フォルムの浴場、スタビアの公共浴場、劇場と円形競技場
ポンペイの信仰と神々(その1) メナンドロスの家、イシス神殿
ポンペイの信仰と神々(その2) 秘儀荘、貝のヴィーナスの家、ナポリ王子の家
ポンペイの豪奢な邸宅(その1) ファウヌスの家、悲劇詩人の家
ポンペイの豪奢な邸宅(その2) チェチリオ・ジョコンドの家、メレアグロの家、竪琴奏者の家’(展示のみ)、キケロ荘(展示のみ)
ポンペイの人々の食と社会(その1) ポンペイのパン屋、ヴェトゥティウス・プラキドゥスの家とテルモポリウム、サルスティオの家、メルクリオ通りの居酒屋、ステファヌスの洗濯場
ポンペイの人々の食と社会(その2) ルパナーレ(娼館)、アラ・マッシマの家、エルコラーノ門とその付近(外側)
番外:ヴェッティの家 2000年に訪れた時の写真紹介
(2012年は閉鎖中で入れませんでした)

プロローグ
■南イタリアの古代都市・ポンペイのひとりごと■

人生3回目のポンペイを訪れたのは、2012年夏。それまではローマから日帰りの団体ツアーで滞在時間が2〜3時間の駆け足観光、かなり不完全燃焼感が残りました。そこで、再々訪ではポンペイ遺跡から徒歩圏にあるホテルに泊り、自分たちのペースでじっくりめぐりました。 宿泊したのは遺跡の南側に建つ「ホテル リストランテ ヴィットリア」です。

とても密度の濃い観光ができ写真にもたくさん収められたので、いつかはサイトで紹介できればと思っていました。

ヴェスビオ山噴火の火山灰に丸ごと閉じ込められた、ローマ時代の町ポンペイ。その歴史的価値、芸術性の高さから、日本でもたびたび特別展が開催される人気の遺跡です。2016年に兵庫県立美術館で「ポンペイの壁画展」が開催されました。⇒ポンペイの壁画展のときの様子

そして2022年には、京都市京セラ美術館でナポリ国立考古学博物館のコレクションを中心としたポンペイ展が開催されました(巡回)。


特別展の1章「ポンペイの街、公共建築と宗教」のはじまり
来日コレクションは粒よりで、しかも思い出のファウヌスの家コレクションが充実していて、テンション上がりまくりです。ファウヌスの家が思い出の場所となっている理由とは…ポンペイにはいくつも同じような光景の通りがあって、どこにいるか見失いそうになります。そこで、ファウヌスの家を中継地として回っていました。観光時に、何度も足を踏み入れたスポットです。

この機会に、気合を入れてポンペイの写真の整理をしました!特別展も良いものが見れたので、どんな構成するのがいいかなと考えた結果、特別展の流れをもとにポンペイの現地写真と博物館や写真を交えて紹介することにしました。(特別展で撮影したものは、★をつけています)
ポンペイ内ファウヌスの家にある像。
家の名の由来のこの像、実はレプリカ。
本物はナポリ国立考古学博物館に。
照明の反射が強かった(><)
★ポンペイ展でのファウヌスの像
ファウヌスの家から出土の美しいモザイクを
背景に。スポットライト効果よかったです。
特別展のエレベーターホールに設けられた
★アレキサンダー大王のモザイクタイル
印刷でもリアルにイメージできています。

■ナポリ考古学博物館の展示について
ナポリ考古学博物館は古くからある建物です。建物としては雰囲気があってよいのですが、展示施設としては光と展示の密度が課題かな〜といった印象でした。窓から日が差している部屋の反射は強く、光のない部屋は照明が少なく暗めでした。また手狭なのか、目の高さよりも上や下に展示している作品もちらほら。2012年一部改装中でしたので、今は改善されているかもしれません。

図録をめくってみると、京都会場では展示のなかったコレクションがいくつかありました。「青の壺」「辻音楽師」「サッフォー」「円形闘技場での乱闘」「パン屋の店先」など、東京会場では展示されていたようです。現地でも見れていない作品もあり、知ってしまうと東京の方にも行けばよかった!と残念でなりません。またの来日、待ってます。

まずは…
ポンペイの公共建築(フォロ周辺)

プロローグ公共建築(フォロ)公共建築(浴場と競技場)信仰と神々(その1)信仰と神々(その2)豪奢な邸宅(その1)豪奢な邸宅(その2)人々の食と社会(その1)人々の食と社会(その2)番外:ヴェッティの家

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