|
東京国立博物館の中でも新しい建物「平成館」。 |
|
2015年10月にリニューアルされた考古展示館。
まず出迎えてくれるのは、国宝の埴輪(古墳時代)です。 |
|
|
ハート形土偶(重文)。
群馬県東吾妻町郷原出土、
縄文後期。
大きな写真 |
筒形土偶。
神奈川県横浜市稲荷山貝塚出土、
縄文後期。
縄文文化の芸術性を評価していた岡本太郎の
代表作、太陽の塔のモチーフだったとも?! |
|
|
みみずく土偶。
埼玉県さいたま市 真福寺貝塚出土、
縄文後期。
赤の色彩が結構残っています。 |
山形土偶。
茨城県利根町 立木貝塚出土、
縄文後期。
最初は山形県由来かと思ったけど、
頭が山の形をしているからの名称。
土偶は形が名の由来というのが多い。 |
|
|
遮光器土偶(重文)。
青森県つがる市亀ヶ岡遺跡出土、
縄文時代晩期。
(2017年1月に撮影)
しゃこちゃんとして親しまれる有名人。
大きな写真
|
遮光器土偶。
静岡県川根本町上長尾夕宮出土、
縄文晩期。
静岡から出土。さすが日本全国に
ブームを巻き起こした亀ヶ岡文化。 |
|
|
遮光器土偶(重文)。
北海道室蘭市輪西町出土、
縄文晩期。
東北と北海道は交流があったから
文化の影響もやっぱり受けています。
(遮光器のような目ではありませんが)
(2017年1月追加) |
土偶。
茨城県稲敷市 福田貝塚出土
、
縄文晩期。
カネゴンのような風貌の彼女。
(土偶はほぼ女性がモチーフ)
遮光器の影響も受けてそうです。
|
|
|
石棒
いずれも縄文中期、左:出土地不詳、
右:山梨県富士川町平林出土。
子孫繁栄を願って祀られたとも。
土偶と比べるとかなり大きいです。 |
十字形土偶。
青森県つがる市森田町床舞石神出土、
縄文中期。
十字型は三内丸山のものが有名ですが
こちらは少し丸みを帯びたデザイン。 |
|
|
土面(重文)。
青森県つがる市木造亀ヶ岡出土、
縄文晩期。
同郷のしゃこちゃんと表情似てます。
|
岩偶(がんぐう)。
青森県南部町小向出土、
縄文晩期。
土ではなく石を彫ったものの一部。 |
|
|
人形装飾付異形注口土器(重文)。
北海道北斗市茂辺地出土、
縄文後期。
東北地方とはちょっと表情が違って、
目鼻立ちは中空土偶に似ています。 |
土版(重文)。
茨城県稲敷市 福田貝塚出土、
縄文晩期。
こちらも土偶と同じで、祭祀に
使われていたとされています。 |
|
|
縄文草創期〜早期の土器。
関東地方で出土した深鉢型土器。
まだ「縄文(糸を撚って付けた模様)」
のない時期の作品たち。 |
神奈川県横浜市花見山遺跡出土、
縄文草創期(1万5千年前)。
粘土紐を貼りつけたフリル模様が
あります。 |
|
|
深鉢型土器(重文)。
神奈川県横須賀市 夏島貝塚出土、
縄文早期(9500年前)。
|
深鉢。
千葉県小見川町城ノ台海図化出土、
縄文早期。
早い時期の土器は底が尖がっています。 |
|
東北地方で出土した縄文後期の土器。
さまざまな形の器があり、装飾も洗練された印象を受けます。 |
|
|
壷型土器。
秋田県北秋田市七日市出土、
縄文後期。
中期までは上部が広い鉢型が多いけど、
後期は口がすぼんだ土器もちらほら。
全体に施された流水文が美しい。 |
注口土器 。
千葉県市川市 曽谷貝塚出土、
縄文後期。
神にささげるお酒を注いだ?
気になる神秘的なデザイン。
|
|
|
香炉型土器。
千葉県銚子市余山貝塚出土、
縄文晩期。
キノコ型宇宙人っぽくて、
なんかかわいい〜。
(2016年4月撮影) |
土製耳飾。
東京都あきる野市中高瀬出土、
縄文後期〜晩期。
同じ部族の証であり、魔除けの
役割ももっていたようです。
|
|
|
環状垂飾 。
宮城県石巻市沼津貝塚出土。
縄文後期〜晩期。
魚をデフォルメしたのか…
小さなアクセサリー。
(2017年1月撮影)
|
鹿角製垂飾 。
青森県つがる市木造亀ケ岡出土、
縄文晩期。
ネックレスの飾り。今でも十分に
通用するそのセンスに驚き。 |
|
|
「続縄文文化」の土器。
北海道では、古墳時代になっても縄文文化が続いていたとか(○_○)!
寒くて稲作ができず、狩猟・採集の生活が続いていたからだそうです。 |