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[ 上野・国立博物館&美術館めぐり編 ] |
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東京国立博物館・平成館(弥生時代)食べ物を自然から受ける狩猟・採集が中心の縄文時代から、食べ物を自分たちで作る農耕が中心の弥生時代になると、機能面に優れた土器が増えて、縄文文化の魅力だった装飾性の高い土器や土偶はほぼ姿を消してしまいます(T_T)「弥生」は東京都文京区弥生で発掘されたこの時代の土器が「弥生式土器」と呼ばれたことが由来ですが、弥生文化のスタートは九州地方です。大陸から九州へ入ってきた水稲耕作はまず西日本に広がり、東日本へ伝わっていきました。西日本からの出土品も一気に増えます。 今までこの時代の出土品は個性をあまり感じず関心を持てなかったのですが、このときは平成館でたっぷり時間をとったので、弥生時代の前でもちょっと立ち止まって見ることにしました。 弥生時代は前期(前4〜前3世紀)、中期(前2〜前1世紀)、後期(1〜3世紀)にわけられています。最近では、水稲耕作が始まった時期が放射性炭素年代測定法でわかってきていて、九州で水稲耕作の始まった縄文時代晩期、前10世紀からを「弥生時代早期」とすることもあるようです。トーハクでは、従来の時代分類(おもに土器の様式)により展示・紹介されています。
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