[ 縄文探訪(青森・八戸と周辺編) ]

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小牧野遺跡

小牧野遺跡は、青森市内の高台に土地を造成し作られた、縄文時代後期前半(B.C.2000年頃)の環状列石です。外径は約35m。周辺からは竪穴式住居や貯蔵穴の遺構も発掘されていますが、公開はされていません。
小牧野遺跡の全景。環状…なのかな。
正面の小高い位置から見た方が、環状にみえます。
「小牧野式配列」といわれる、縦横交互の石の組み方が特徴的。
左の大きな写真
環状のほぼ中央に、大湯のような
日時計に似た石碑が。
馬頭観世音の碑。
このあたりは江戸時代、馬の放牧場と
して使われていたそうです。
触ってOKの石も配置。 遺跡入口には熊出没の注意書き( ;゚Д゚)
■青森市小牧野遺跡保護センター(縄文の学び舎・小牧野館)
小学校校舎を改修し、2012年オープン。
無料ながら、展示品は充実していました。
クマ型の土製品。
縄文人には、クマが愛らしく
見えていたらしい…。
大きな写真
遮光器と結髪、東北の晩期を
代表する土偶たち。
ベンガラが残っているものもあります。
早期〜晩期まで、周辺の遺跡からの
出土品も展示されていました。
縄文早期の深鉢型土器はほぼ統一的。
(約9000年〜6000年前)
縄文前期の深鉢型土器。
(約6000年〜5000年前)
時代が進むにつれ寸胴の円筒下層式へ。
縄文中期の深鉢型土器。
(約5000年〜4000年前)
しだいに口が開いた円筒上層式へ。
縄文後期の土器。
(約4000年〜3000年前)
多種多様なかたちの土器が登場。
厚みは薄く。
縄文晩期の土器。
(約3000年〜2400年前)
丁寧に磨き上げた磨製土器と、
普段使い用の粗製土器に分類。
【DATA】
所在地 ●小牧野遺跡
 青森市大字野沢字小牧野
●青森市小牧野遺跡保護センター(縄文の学び舎・小牧野館)
 青森県青森市大字野沢沢部108-3(小牧野遺跡から約1.5km)
開館時間
  • 9:00〜17:00
休館日 12/30〜1/1
入館料 無料
URL https://komakinosite.jp/

次は、環状列石シリーズの最終章
御所野遺跡

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